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<6月18日 東京文化会館> ピアニスト福間洸太朗が、ピアニストとユニークなプログラムを紹介していくプロデュース企画「レア・ピアノミュージック」。2023/24年シーズンのラストを飾るのは、イギリスと日本を拠点に活躍する小川典子だ。今回のリサイタルのテーマは「イングランドの薔薇をピアノとともに」。バロック期から存命の作曲家にいたるまで、本場で活躍する小川の演奏でイギリス音楽を堪能できる機会となっている。
プロデューサーの福間はこの企画について、「ふだんなかなか聴くことのできない作曲家、作品に耳を傾けることで、新しい世界の扉を開いたり、新しい感覚、芸術に対して新しい視点を持つことができるように思います」と述べている。ヘンリー・パーセルはバロック期を代表する作曲家だ。そして、本リサイタルにて世界初演となる《6つの前奏曲》を作曲したジョゼフ・フィブスは、今年50歳の存命の人物。小川は今年2月にフィブスをフィーチャーした演奏会を開催しており、注目の作曲家である。また、マイケル・ティペットの《ピアノ・ソナタ第2番》はリズムも響きも非常にモダンである。それぞれの作曲家が生きた時代、どのような音楽が追求されたのかを知る一端となるだろう。演奏会後半の、福間と小川による2台ピアノによる演奏にも期待したい。
5月には福間のYouTubeチャンネルにてプレトーク動画も投稿される予定だ。動画を見ながら、イギリス作曲家の作品が集められた意欲的なプログラムと、色彩豊かな小川の演奏を楽しみに待ちたい。
<文・山下実紗>
★ららら♪クラブでの福間洸太朗インタビューはこちらから
プロデューサーの福間はこの企画について、「ふだんなかなか聴くことのできない作曲家、作品に耳を傾けることで、新しい世界の扉を開いたり、新しい感覚、芸術に対して新しい視点を持つことができるように思います」と述べている。ヘンリー・パーセルはバロック期を代表する作曲家だ。そして、本リサイタルにて世界初演となる《6つの前奏曲》を作曲したジョゼフ・フィブスは、今年50歳の存命の人物。小川は今年2月にフィブスをフィーチャーした演奏会を開催しており、注目の作曲家である。また、マイケル・ティペットの《ピアノ・ソナタ第2番》はリズムも響きも非常にモダンである。それぞれの作曲家が生きた時代、どのような音楽が追求されたのかを知る一端となるだろう。演奏会後半の、福間と小川による2台ピアノによる演奏にも期待したい。
5月には福間のYouTubeチャンネルにてプレトーク動画も投稿される予定だ。動画を見ながら、イギリス作曲家の作品が集められた意欲的なプログラムと、色彩豊かな小川の演奏を楽しみに待ちたい。
<文・山下実紗>
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公演名 | 小川典子 ピアノリサイタル 〈福間洸太朗プロデュース 第32回レア・ピアノミュージック/イングランドの薔薇をピアノとともに〉 |
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日時 | 6月18日(火) 19:00開演(18:30開場) |
会場 | 東京文化会館 小ホール |
出演 | [ピアノ]小川典子、福間洸太朗 |
プログラム | パーセル:小品集 ブリテン:アレグロ(1932)、夜の小品(1963)、序奏とブルレスク風ロンド、悲劇的マズルカ フィブス:6つの前奏曲(世界初演) ティペット:ピアノ・ソナタ 第2番 バックス:毒を入れられた噴水 ベネット:2台のピアノのための4つの小品組曲 |
チケット | 全席自由:5,000円 |
お問い合わせ | ジョイフル・アーツ TEL:03-6869-6872 |