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ヌッチ、来日 ~イタリアの至宝レオ・ヌッチ、有終の美~

●このコンサートは終了しました

ヌッチ、来日 ~イタリアの至宝レオ・ヌッチ、有終の美~
<2月7日 東京オペラシティ コンサートホール ほか> 彼が歌う公演は毎回劇場が揺れるほどの大歓声を受け、オペラ界の生きる伝説といわれているバリトン、レオ・ヌッチ。
「2019年の引退表明の後、2020年に予定されていた日本公演がコロナで中止になってしまい、私はぜひもう一度日本で歌いたいと、今回のコンサートを決意しました。80歳を超えましたが、私は音楽を愛する観客のために歌うのが好きなのです」というヌッチの熱い思いにより、2024年2月におよそ4年ぶりとなる待望の来日公演が決まった。2公演、それぞれ違う趣旨のプログラムが用意される。
 東京オペラシティにおける、イタリア歌曲とオペラアリアで構成されたプログラムは「イタリアのセレナータ&オペラの名曲<原点への回帰>」と銘打たれ、ヌッチ最大の強みである、正統派のバリトンでありながらもまるでテノールのように華やかで幸福感にあふれた声の響きを存分に堪能できる。特に十八番である歌劇《リゴレット》より〈悪魔め、鬼め〉は必聴。共演のピアノは、ヌッチが伴奏において絶大な信頼を寄せ、現在はミラノ・スカラ座の音楽総監督でもあるジェームズ・ヴォーン。コンサートをじっくり堪能したあとは、ヌッチ自身によるアフタートークもあり、彼のチャーミングな人柄に癒されることであろう。
 そしてサントリーホールにおいては、ヌッチが最も得意とするヴェルディのオペラ作品を中心にしたプログラム。歌劇《仮面舞踏会》より〈お前こそ心を汚すもの〉、歌劇《ドン・カルロ》より〈〜ロドリーゴの死〜私の最期の日〉など、声のみならず、演技にも重点を置いたヌッチの繊細な表現を詰め込んだ曲を、東京フィルハーモニー管弦楽団の伴奏と、近年ではイタリア国内音楽フェスティバルの常連でヌッチとの共演も多いフランチェスコ・イヴァン・チャンパの指揮で披露する。
 楽譜をしっかりと読み込むことによって深い役作りを体現するヌッチの演奏は、まさに聴く文化財。生きる伝説の有終の美をなんとしても見届けたい!

<文・ららら♪クラブ編集部>
公演名 ヌッチ、来日 ~イタリアの至宝レオ・ヌッチ、有終の美~
日時・会場 ●2024年2月7日[水] 18:30開演(17:45開場)
 東京オペラシティ コンサートホール
●2024年2月10日[土] 14:00開演(13:15開場)
 サントリーホール 大ホール
出演 [バリトン]レオ・ヌッチ
[ピアノ]ジェームズ・ヴォーン(2月7日)
[指揮]フランチェスコ・イヴァン・チャンパ (2月10日) 
[管弦楽]東京フィルハーモニー交響楽団(2月10日)
プログラム ・2024年2月7日[水] 東京オペラシティ コンサートホール
【イタリアのセレナータ&オペラの名曲<原点への回帰> 】
トスティ:いとしい女よ、私は死にたい、君なんかもう愛していない
デ・クルティス:夜の声、とても君を愛してる、忘れな草、帰れソレントへ
ヴェルディ:歌劇《椿姫》より〈プロヴァンスの海と陸〉
歌劇《イル・トロヴァトーレ》より〈君の微笑み〉
歌劇《リゴレット》より〈悪魔め、鬼め〉
ほか

・2024年2月10日[土] サントリーホール 大ホール 
【オール・ヴェルディ・プログラム】
歌劇《椿姫》より〈プロヴァンスの海と陸〉
歌劇《2人のフォスカリ》より〈ああ、年老いた心よ〉
歌劇《マクベス》より〈哀れみも、誉れも、愛も〉
歌劇《仮面舞踏会》より〈お前こそ心を汚すもの〉
歌劇《ドン・カルロ》より〈〜ロドリーゴの死〜私の最期の日〉
ほか
チケット ・2024年2月7日[水] 東京オペラシティ コンサートホール
全席指定:S席22,000円 A席18,000円 B席14,000円 C席11,000円 Z席(詳細後日)

・2024年2月10日[土] サントリーホール 大ホール
全席指定:S席26,000円 A席22,000円 B席18,000円 C席15,000円 Z席(詳細後日)
お問い合わせ 楽天チケット
TEL:050-5893-9366(10:00~17:00)

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