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<10月18日、19日 東京・サントリーホール> 「炎のコバケン」こと小林研一郎は、いまや間違いなく日本人指揮者最ベテランだ。キャリアを重ねてますますその演奏と解釈は重みと深みを増し、多くの人をひきつけてやまない。
名誉桂冠指揮者を務める日本フィルとの共演で今回取り上げる作品は、まさに「ロマン派一直線」というべき、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とブラームスの交響曲第1番だ。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番のソリストを務めるのは、第16回エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクールで優勝して以来世界的に頭角を現し、国際的に活躍している髙木竜馬。コバケンが絶大な信頼を寄せるピアニストだ。NHKアニメ「ピアノの森」雨宮修平メインピアニスト役での出演をはじめ、NHK Eテレ「青のオーケストラ」、映画「アナログ」、テレビ番組「題名のない音楽会」などメディア露出の機会も多い。美しいメロディの宝庫であるラフマニノフの名曲を、髙木がどう聴かせてくれるか期待したい。
ブラームスの交響曲第1番は、彼がベートーヴェンを乗り越えるべく20年以上かけて完成した作品である。ブラームスの苦悩がにじむ力作であり、とりわけ第4楽章の苦悩を振り払うアルペン・ホルン風の響きと、それに続く讃歌風の旋律は胸が熱くなる。
「炎のコバケン」の「ブラ1」は間違いなく激アツ。その熱気を耳と目と心で体感しよう。
<文・加藤新平>
名誉桂冠指揮者を務める日本フィルとの共演で今回取り上げる作品は、まさに「ロマン派一直線」というべき、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とブラームスの交響曲第1番だ。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番のソリストを務めるのは、第16回エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクールで優勝して以来世界的に頭角を現し、国際的に活躍している髙木竜馬。コバケンが絶大な信頼を寄せるピアニストだ。NHKアニメ「ピアノの森」雨宮修平メインピアニスト役での出演をはじめ、NHK Eテレ「青のオーケストラ」、映画「アナログ」、テレビ番組「題名のない音楽会」などメディア露出の機会も多い。美しいメロディの宝庫であるラフマニノフの名曲を、髙木がどう聴かせてくれるか期待したい。
ブラームスの交響曲第1番は、彼がベートーヴェンを乗り越えるべく20年以上かけて完成した作品である。ブラームスの苦悩がにじむ力作であり、とりわけ第4楽章の苦悩を振り払うアルペン・ホルン風の響きと、それに続く讃歌風の旋律は胸が熱くなる。
「炎のコバケン」の「ブラ1」は間違いなく激アツ。その熱気を耳と目と心で体感しよう。
<文・加藤新平>
公演名 | 日本フィルハーモニー交響楽団 第764回東京定期演奏会 |
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日時 | 10月18日(金) 19:00開演(18:20開場) ※残席僅少 10月19日(土) 14:00開演(13:10開場) ※1回券完売 |
会場 | サントリーホール 大ホール |
出演 | [指揮]小林研一郎 [ピアノ]髙木竜馬 |
プログラム | ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18 ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 |
チケット | 全席指定:S席8,500円 A席7,000円 B席6,000円 C席5,000円 P席4,500円 Ys席2,000円 |
お問い合わせ | 日本フィル・サービスセンター TEL:03-5378-5911(平日10:00~17:00) |