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<6月5日 福岡シンフォニーホール> 第17回ショパン国際ピアノコンクールの覇者、チョ・ソンジンが福岡シンフォニーホールにやってくる。彼はパリ音楽院でミシェル・ベロフに師事していた。そのような経歴を持つ彼が今回のリサイタルで選んだのは、ラヴェルのピアノ音楽。ラヴェルが好きな方には必見の、そして、チョ・ソンジンの重厚な音の響きと確かな実力を堪能できるとても贅沢な機会だ。
ラヴェルは生きているあいだ、多くのピアノ独奏曲を残した。このリサイタルではラヴェルのピアノ作品の中では初期の作品《グロテスクなセレナード》や《古風なメヌエット》をはじめ、ラヴェルの音楽における個性が存分に感じられる中期の作品群、そして最後のピアノ独奏曲《クープランの墓》と作曲家の人生をたどるような音楽が楽しめる。
また、チョ・ソンジンの留学先であるパリ音楽院の師匠ミシェル・ベロフは、近代フランス音楽演奏の名手として知られている。そんな彼のもとで学び、2018年にはラヴェルと同じ時代に活躍したドビュッシーの作品を録音しているチョ・ソンジン。きっと今回のラヴェルの作品でも、彼の経験や感性が活きた演奏が期待できるだろう。
ショパン国際ピアノ・コンクール覇者であるだけでなく、常にさまざまな音楽を探究している彼の現在を聴きにぜひ出かけたいリサイタルだ。
<文・山下実紗>
ラヴェルは生きているあいだ、多くのピアノ独奏曲を残した。このリサイタルではラヴェルのピアノ作品の中では初期の作品《グロテスクなセレナード》や《古風なメヌエット》をはじめ、ラヴェルの音楽における個性が存分に感じられる中期の作品群、そして最後のピアノ独奏曲《クープランの墓》と作曲家の人生をたどるような音楽が楽しめる。
また、チョ・ソンジンの留学先であるパリ音楽院の師匠ミシェル・ベロフは、近代フランス音楽演奏の名手として知られている。そんな彼のもとで学び、2018年にはラヴェルと同じ時代に活躍したドビュッシーの作品を録音しているチョ・ソンジン。きっと今回のラヴェルの作品でも、彼の経験や感性が活きた演奏が期待できるだろう。
ショパン国際ピアノ・コンクール覇者であるだけでなく、常にさまざまな音楽を探究している彼の現在を聴きにぜひ出かけたいリサイタルだ。
<文・山下実紗>
2024/6/5 チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル
via www.youtube.com
公演名 | チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル 〈福岡グランドクラシックス2024/オール・ラヴェル・プログラム〉 |
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日時 | 6月5日(水) 19:00開演(18:15開場) |
会場 | 福岡シンフォニーホール |
出演 | [ピアノ]チョ・ソンジン |
プログラム | 【オール・ラヴェル・プログラム】 グロテスクなセレナード 古風なメヌエット ソナチネ 鏡 夜のガスパール 高雅で感傷的なワルツ クープランの墓 |
チケット | 全席指定:S席8,000円 A席6,500円 U25席3,000円※完売 |
お問い合わせ | アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112 |