●このコンサートは終了しました
<9月23日 大分・iichiko総合文化センター> 「ジャジャジャジャ~ン」と文字で書いただけでも、おそらくほとんどの人がベートーヴェンの交響曲第5番《運命》を思い浮かべるだろう。クラシックでもっとも有名な曲といっても過言ではない。しかし、この曲について、いったいどれくらいのことを知っているかと振り返ると、とたんに心もとなくなるのでは? そんな思いに応えてくれるのが「レクチャー付きオーケストラコンサート」と題する9月23日(月・振)の演奏会。こちらの公演は前半が実演もからめたレクチャー、後半が全曲演奏で構成されるプログラムだ。
大分県立芸術文化短大の教授でもある指揮者・森口真司と九州交響楽団によるこの形式での演奏会は、2022年のドヴォルザークの交響曲第9番《新世界より》以来となる。「生音を聴きながらの解説は新鮮で勉強になった」「作曲者の工夫と聴きどころがわかり、楽曲の魅力が深まった」「また企画してほしい」との好評を経て、今回は大本命ともいえる《運命》の登場となる。
森口は京大文学部を経て東京藝大指揮科大学院修了という経歴を持ち、楽曲の音楽的な面だけでなく、文化的背景からの分析も深い。その解説が、生演奏で実例を示しながら展開されるとなれば、おもしろくないわけがない。解説を挟むために演奏が分断される、通常と違う形式も九響はすでに経験済み。息の合った共演が期待できる。クラシックファンはもちろん、ビギナーにも絶対おすすめしたい。
<文・小出和明>
大分県立芸術文化短大の教授でもある指揮者・森口真司と九州交響楽団によるこの形式での演奏会は、2022年のドヴォルザークの交響曲第9番《新世界より》以来となる。「生音を聴きながらの解説は新鮮で勉強になった」「作曲者の工夫と聴きどころがわかり、楽曲の魅力が深まった」「また企画してほしい」との好評を経て、今回は大本命ともいえる《運命》の登場となる。
森口は京大文学部を経て東京藝大指揮科大学院修了という経歴を持ち、楽曲の音楽的な面だけでなく、文化的背景からの分析も深い。その解説が、生演奏で実例を示しながら展開されるとなれば、おもしろくないわけがない。解説を挟むために演奏が分断される、通常と違う形式も九響はすでに経験済み。息の合った共演が期待できる。クラシックファンはもちろん、ビギナーにも絶対おすすめしたい。
<文・小出和明>
公演名 | レクチャー付きオーケストラコンサート ベートーヴェン 交響曲第5番『運命』 |
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日時 | 9月23日(月・振) 16:00開演(15:30開場) |
会場 | iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ |
出演 | [指揮]森口真司 [管弦楽]九州交響楽団 |
プログラム | ベートーヴェン:交響曲 第5番《運命》 |
チケット | 全席指定:S席3,000円 A席2,000円 U25各席半額 |
お問い合わせ | iichiko総合文化センター TEL:097-533-4004(平日10:00~17:00) |