<11月21日 熊本県立劇場コンサートホール> 1982年にチャイコフスキー国際コンクール、1985年にはショパン国際コンクールで入賞を果たして以来、世界的に活躍を続けている小山実稚恵。リスト、ラフマニノフ、チャイコフスキーなど幅広いレパートリーを持つことで知られる彼女にとって、とりわけ重要な作曲家がいる。それがフレデリック・ショパンだ。
本公演のプログラムは、そんな小山のライフワークともいうべきショパンの作品を集めたもの。《ノクターン》第1番 変ロ短調 Op.9-1、第2番 変ホ長調 Op.9-2は、どちらもショパンの旋律美が光る。《バラード》第1番 ト短調 Op.23は、ショパンの全作品のうちでも屈指の人気を誇る名曲。ピアノ協奏曲第2番より第2楽章のピアノ・ソロ編曲版を聴けるというのも本公演の重要なポイントだろう。
《アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ》 Op.22は、流麗な前奏とタイトル通り華麗なポロネーズの対比がみごとな大曲。そしてピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58は、ショパンならではの旋律の美しさとピアノの技巧が一体となった、ピアノ・ソナタの歴史に残る名作だ。
秋の日のひととき、小山の奏でるショパンを存分に味わってみてはいかがだろうか。
<文・加藤新平>
本公演のプログラムは、そんな小山のライフワークともいうべきショパンの作品を集めたもの。《ノクターン》第1番 変ロ短調 Op.9-1、第2番 変ホ長調 Op.9-2は、どちらもショパンの旋律美が光る。《バラード》第1番 ト短調 Op.23は、ショパンの全作品のうちでも屈指の人気を誇る名曲。ピアノ協奏曲第2番より第2楽章のピアノ・ソロ編曲版を聴けるというのも本公演の重要なポイントだろう。
《アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ》 Op.22は、流麗な前奏とタイトル通り華麗なポロネーズの対比がみごとな大曲。そしてピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58は、ショパンならではの旋律の美しさとピアノの技巧が一体となった、ピアノ・ソナタの歴史に残る名作だ。
秋の日のひととき、小山の奏でるショパンを存分に味わってみてはいかがだろうか。
<文・加藤新平>
公演名 | 小山実稚恵 ~オール ショパン~ ピアノ・リサイタル |
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日時 | 11月21日(木) 19:00開演(18:15開場) |
会場 | 熊本県立劇場コンサートホール |
出演 | [ピアノ]小山実稚恵 |
プログラム | 【オール・ショパン・プログラム】 ノクターン第1番 変ロ短調 Op.9-1 ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2 バラード第1番 ト短調 Op.23 ピアノ協奏曲第2番より第2楽章 《ラルゲット》(ピアノ・ソロ版) アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 |
チケット | 全席指定:6,300円 U-25席4,000円 |
お問い合わせ | RKK熊本放送 公演情報係 TEL:096-328-5525(平日10:00~12:00/13:00~17:00) |