●このコンサートは終了しました
<7月14日 京都コンサートホール> インターロッケン芸術高校音楽科において、吹奏楽ファンなら誰もが知る指揮者フレデリック・フェネルに師事し、2006年には21歳でモスクワ交響楽団を指揮してデビューを果たした原田慶太楼は、2020年シーズンからアメリカ・ジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督に、そして2021年4月には東京交響楽団正指揮者に就任し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを中心に活躍の場を広げている。2024年4月からは、愛知室内オーケストラの首席客演指揮者兼アーティスティック・パートナーにも就任している。
本公演で原田が京都市交響楽団とともに披露する作品は、ジュゼッペ・ヴェルディの名作《レクイエム》。ソリストにはソプラノの木澤佐江子、アルトの福原寿美枝、テノールの清水徹太郎、そしてバスの大沼徹と日本を代表する実力派をそろえ、本公演のために結成された京都ミューズ・ヴェルディ・レクイエム合唱団2024とともに、ヴェルディの大作に挑む。
死への恐怖が迫って来るかのような〈ディエス・イレ〉の印象が強い作品だが、同じくヴェルディ作曲の歌劇《ドン・カルロ》から旋律を転用した〈ラクリモーサ〉や、喜びが爆発する〈サンクトゥス〉、そして壮大なフーガが展開される〈リベラ・メ〉など、ヴェルディの作曲技術の粋を集めた楽曲がずらりと並ぶ、聴きどころの連続というべき作品だ。原田×京響のコラボレーションが描き出す「ヴェルレク」の姿は、オペラ的か、宗教的か、はたまたその両方か……大いに期待しよう。
<文・加藤新平>
本公演で原田が京都市交響楽団とともに披露する作品は、ジュゼッペ・ヴェルディの名作《レクイエム》。ソリストにはソプラノの木澤佐江子、アルトの福原寿美枝、テノールの清水徹太郎、そしてバスの大沼徹と日本を代表する実力派をそろえ、本公演のために結成された京都ミューズ・ヴェルディ・レクイエム合唱団2024とともに、ヴェルディの大作に挑む。
死への恐怖が迫って来るかのような〈ディエス・イレ〉の印象が強い作品だが、同じくヴェルディ作曲の歌劇《ドン・カルロ》から旋律を転用した〈ラクリモーサ〉や、喜びが爆発する〈サンクトゥス〉、そして壮大なフーガが展開される〈リベラ・メ〉など、ヴェルディの作曲技術の粋を集めた楽曲がずらりと並ぶ、聴きどころの連続というべき作品だ。原田×京響のコラボレーションが描き出す「ヴェルレク」の姿は、オペラ的か、宗教的か、はたまたその両方か……大いに期待しよう。
<文・加藤新平>
公演名 | 原田慶太楼&京響 ヴェルディ「レクイエム」 |
---|---|
日時 | 7月14日(日) 14:00開演(13:00開場) |
会場 | 京都コンサートホール 大ホール |
出演 | [指揮]原田慶太楼 [管弦楽]京都市交響楽団 [ソプラノ]木澤佐江子 [アルト]福原寿美枝 [テノール]清水徹太郎 [バリトン]大沼徹 [合唱]京都ミューズ・ヴェルディ・レクイエム合唱団2024 |
プログラム | G.ヴェルディ:レクイエム |
チケット | 全席指定:S席6,000円 A席5,500円 B席5,000円 |
お問い合わせ | 京都ミューズ TEL:075-353-7202 |