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京都市交響楽団 オーケストラ・ディスカバリー2024 「マエストロとディスカバリー!」 第2回 ゼアー・ストーリーズ

京都市交響楽団 オーケストラ・ディスカバリー2024 「マエストロとディスカバリー!」 第2回 ゼアー・ストーリーズ
<9月1日 ロームシアター京都> 「ディスカバリー」すなわち「発見」をテーマに、京都市交響楽団が子どもたちへ贈るコンサート・シリーズ「オーケストラ・ディスカバリー」は、2024~25シーズンに全4回が開催される。
 第2回となる本公演は、「ゼアー・ストーリーズ」と銘打ち、指揮に鈴木優人、ナレーションにウエンツ瑛士、独唱・ナレーションにソプラノ歌手の高橋維、高野百合絵、そして女声合唱の京響コーラスを迎えて、物語性のあるふたつの音楽作品を披露する。
 メンデルスゾーンの《真夏の夜の夢》は、シェイクスピアの同名の劇のために書かれた作品。序曲(Op.21)は作曲者17歳のときの作品、そして有名な〈結婚行進曲〉をはじめ、劇付随音楽として書かれた部分(Op.61)は17年後、作曲者34歳のときの作品である。作曲の時期こそ異なるものの、物語の世界を表情豊かに描き出す技術の高さは序曲と劇付随音楽とで一貫しており、メンデルスゾーンの天才ぶりを今に伝えている。プロコフィエフの《ピーターとおおかみ》は、1936年に発表された子どものための音楽作品である。小鳥はフルート、アヒルはオーボエ、猫はクラリネット、おじいさんはファゴット、狼はホルン、猟師は管楽器と打楽器、そしてピーター少年は弦楽合奏で表現されるなど、単なる音楽物語ではなく、オーケストラ自身が登場人物のキャラクターを演じる作品であり、オーケストラの響きの多彩さと音色の豊かさに触れることができる傑作である。
 初めてオーケストラに触れるお子さまにとっても、そしてコアなクラシック音楽ファンにとっても、本公演は新鮮な「発見」に満ちているはずだ。

<文・住吉亜蘭>
公演名 オーケストラ・ディスカバリー2024 「マエストロとディスカバリー!」
第2回 ゼアー・ストーリーズ
日時 9月1日(日) 14:00開演(13:00開場)
会場 ロームシアター京都 メインホール
出演 [指揮]鈴木優人
[ナレーション]ウエンツ瑛士
[独唱(ソプラノ)&ナレーション]高橋維、高野百合絵
[合唱]京響コーラス(女声)
[管弦楽]京都市交響楽団
プログラム プロコフィエフ:ピーターとおおかみ
メンデルスゾーン:《夏の夜の夢》の音楽から
チケット 指定席(1階&2階席):おとな(19歳以上)3,000円 こども(5歳以上18歳以下)1,500円
自由席(3階&4階席):おとな(19歳以上)2,500円 こども(5歳以上18歳以下)1,000円
お問い合わせ 京都市交響楽団
TEL:075-222-0347

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