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<9月16日 大阪・ザ・シンフォニーホール> カナダ出身のシャルル・リシャール=アムランは、2011年にマギル大学を卒業し、2013年にイェール大学で修士号を取得、2016年にモントリオール音楽院を修了。2014年にモントリオール国際音楽コンクールで第2位、ソウル国際音楽コンクールで第3位を獲得して頭角を現したピアニストである。2015年には第17回ショパン国際ピアノコンクールにおいて第2位とクリスチャン・ツィメルマン賞(ソナタ賞)に輝き、その名を世界に轟かせた。
2年ぶりのザ・シンフォニーホール登場となる本公演で彼が選んだのは、ベートーヴェンとショパン。「Op.27」の番号を付されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ2作はいずれも「幻想曲風ソナタ」と名付けられている。第13番 変ホ長調はソナタ形式の楽章がひとつもなく、《月光》の愛称で知られる第14番 嬰ハ短調も第1楽章にゆるやかな曲を置くなど、ベートーヴェンが自身のインスピレーションと即興性を重視しつつ、ピアノ・ソナタという形の可能性を広げた傑作である。
プログラムの後半はショパンの《演奏会用アレグロ》 Op.16、そしてワルツ第4番 Op.31-3、《華麗なるワルツ》や第6番 Op.64-1《小犬のワルツ》、遺作となった第14番 ホ短調をはじめ、アムランが選び抜いた8曲のワルツを披露する。
精緻を極めつつ、抒情性に富んだ温かみのある演奏で好評を博しているアムランならではの選曲は、多くのクラシック音楽ファンの心を豊かにしてくれることだろう。チケットの残数が少なくなっているとの情報が入っている。チケットのご購入はお早めに!
<文・加藤新平>
2年ぶりのザ・シンフォニーホール登場となる本公演で彼が選んだのは、ベートーヴェンとショパン。「Op.27」の番号を付されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ2作はいずれも「幻想曲風ソナタ」と名付けられている。第13番 変ホ長調はソナタ形式の楽章がひとつもなく、《月光》の愛称で知られる第14番 嬰ハ短調も第1楽章にゆるやかな曲を置くなど、ベートーヴェンが自身のインスピレーションと即興性を重視しつつ、ピアノ・ソナタという形の可能性を広げた傑作である。
プログラムの後半はショパンの《演奏会用アレグロ》 Op.16、そしてワルツ第4番 Op.31-3、《華麗なるワルツ》や第6番 Op.64-1《小犬のワルツ》、遺作となった第14番 ホ短調をはじめ、アムランが選び抜いた8曲のワルツを披露する。
精緻を極めつつ、抒情性に富んだ温かみのある演奏で好評を博しているアムランならではの選曲は、多くのクラシック音楽ファンの心を豊かにしてくれることだろう。チケットの残数が少なくなっているとの情報が入っている。チケットのご購入はお早めに!
<文・加藤新平>
公演名 | シャルル・リシャール=アムラン ピアノ・リサイタル |
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日時 | 9月16日(月・祝) 14:00開演(13:00開場) |
会場 | ザ・シンフォニーホール |
出演 | [ピアノ]シャルル・リシャール=アムラン |
プログラム | ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op.27-1 ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2《月光》 ショパン: 演奏会用アレグロ イ長調 Op.46 ワルツ 第14番 ホ短調 [遺作] ワルツ 第3番 イ短調 Op.34-2 ワルツ 第4番 ヘ長調 Op.34-3 《華麗なるワルツ》 ワルツ 第12番 ヘ短調 Op.70-2 ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1 《小犬のワルツ》 ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op.64-2 ワルツ 第8番 変イ長調 Op.64-3 ワルツ 第5番 変イ長調 Op.42 |
チケット | 全席指定:6,000円 |
お問い合わせ | ザ・シンフォニー チケットセンター TEL:06-6453-2333 |