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<12月17日 大阪・ザ・シンフォニーホール> 2024年末での引退を表明している井上道義が、残された期間に「やりたいことを全部やる!」を標榜して立ち上げたシリーズのVol.2。とはいえ今年7月に予定されていたVol.1は、本人の急病によって来年3月に延期されたため、実質的な開催は第1回となる。
プログラムの幕開けは、ルロイ・アンダーソンの《クリスマス・フェスティバル》。アーサー・フィードラーが常任指揮者を務めた黄金期のボストン・ポップス・オーケストラに作品を提供し、多くの曲が世界中で親しまれている作曲家だ。本曲は、おなじみのクリスマスソングや讃美歌のメドレーで、年の瀬ムードを盛り上げてくれるだろう。
そしてメインは、年末の風物詩ともいえるベートーヴェンの交響曲第9番《合唱付》。これまで内外の多くのオーケストラでこの曲を振ってきたマエストロの、最後の第九となる。もともと情熱的な音楽づくりで定評のある井上だが、これが最後となれば、より深い入魂のタクトが期待される。壮大な音楽構成をどのように組み上げ、どんなクライマックスをもたらしてくれるか、期待はいやがうえにも高まる。
オーケストラは、本シリーズを通して伴走する大阪フィルハーモニー交響楽団。長年にわたって、井上と深い信頼関係を築いてきた。同合唱団と、充実した顔ぶれの4人のソリストたちの活躍も楽しみだ。
<文・小出和明>
プログラムの幕開けは、ルロイ・アンダーソンの《クリスマス・フェスティバル》。アーサー・フィードラーが常任指揮者を務めた黄金期のボストン・ポップス・オーケストラに作品を提供し、多くの曲が世界中で親しまれている作曲家だ。本曲は、おなじみのクリスマスソングや讃美歌のメドレーで、年の瀬ムードを盛り上げてくれるだろう。
そしてメインは、年末の風物詩ともいえるベートーヴェンの交響曲第9番《合唱付》。これまで内外の多くのオーケストラでこの曲を振ってきたマエストロの、最後の第九となる。もともと情熱的な音楽づくりで定評のある井上だが、これが最後となれば、より深い入魂のタクトが期待される。壮大な音楽構成をどのように組み上げ、どんなクライマックスをもたらしてくれるか、期待はいやがうえにも高まる。
オーケストラは、本シリーズを通して伴走する大阪フィルハーモニー交響楽団。長年にわたって、井上と深い信頼関係を築いてきた。同合唱団と、充実した顔ぶれの4人のソリストたちの活躍も楽しみだ。
<文・小出和明>
公演名 | 井上道義 ザ・ファイナル・カウントダウン Vol.2 ~道義 最後の第九~ |
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日時 | 12月17日(日) 14:00開演(13:00開場) |
会場 | ザ・シンフォニーホール |
出演 | [指揮]井上道義 [管弦楽]大阪フィルハーモニー交響楽団 [合唱]大阪フィルハーモニー合唱団 [ソプラノ]高橋絵理 [アルト]林眞暎 ※池田香織から変更 [テノール]村上公太 [バリトン]杉尾真吾 |
プログラム | アンダーソン:クリスマス・フェスティバル ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調《合唱付》Op.125 |
チケット | 全席指定:A席8,000円 B席6,000円 C席4,000円 |
お問い合わせ | ABCチケットインフォメーション TEL:06-6453-6000 |