＜2024年1月3日〜　東京オペラシティ コンサートホール　ほか＞　音楽の都ウィーン、その伝統を誇る華やかな舞踏会の雰囲気とシュトラウスの軽快な音楽を楽しめる贅沢なニューイヤーコンサートが、2024年の幕開けを華麗に彩る！
　優れたシュトラウス・アンサンブルのひとつに数えられるウィンナー・ワルツ・オーケストラが新年に来日するのは23回目。もはや新年、そしてお正月の“風物詩”ともいえるほどに存在が知られるオーケストラは、指揮者サンドロ・クトゥレーロの“ワルツへの愛と情熱”に賛同した才能あふれる演奏家25人が、ウィーン情緒たっぷりの演奏を披露する。
　《ウィーンわが夢の街》《美しく青きドナウ》など、シュトラウス一家の音楽とウィーンを代表する名曲の数々に、思わず全身で3拍子を刻み、手拍子も打ちたくなるというもの。そんな軽快な、あるいは穏やかな音楽に、気品をたたえ、チャーミングで美しいソプラノ歌手の声が加わると、新年の華やかさがいっそう高まるだろう。
　お客さまを楽しませることが大好きなエンターテイナーでもあるクトゥレーロの演出により、4人のダンサーは曲ごとに衣装を変えながらワルツでは優雅に舞い、ポルカではリズミカルにステップを踏み、ウィンナー・ワルツの世界を最高の形で観客の皆さまに披露する。きらびやかなコンサートのラストを飾るのは、お決まりの《ラデツキー行進曲》。 優雅で躍動感あふれる本場ウィーンの音楽で、新年をお祝いしよう！

＜文・小畑智恵＞

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