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<11月26日 新潟・長岡市立劇場 大ホール> 1983年、ロン=ティボー国際コンクールで最年少優勝を果たし、1985年には19歳の若さで第11回ショパン国際ピアノコンクールにおいて優勝、協奏曲賞、ポロネーズ賞を獲得して一躍時の人となったスタニスラフ・ブーニンは、このときの活躍がNHKの特集番組で紹介されたことをきっかけに、「ブーニン現象」と呼ばれるほどの熱狂を巻き起こし、現在にいたるまで日本でも大人気を博している。「ららら♪クラブ」読者の皆さまのなかには、あの「ブーニン現象」を懐かしく思い出す方もいらっしゃるのではないだろうか。
10年前に突如表舞台から姿を消し、2022年7月に9年ぶりに演奏活動へと復帰したブーニンの、日本のファンとの「再会」コンサートは、NHK-BSプレミアムで放送され反響を呼んだ。彼は病に倒れながらも、長いリハビリを経てこれを克服し、ふたたび舞台に帰ってきたのである。そして、2023年11月から、ついに待望の全国ツアーが始まる。
長野、新潟、埼玉、東京、山口、大阪をめぐる今回のツアーでは、ブーニンのメイン・レパートリーに数えられるショパンの《前奏曲》第15番 変ニ長調 Op.18-15〈雨だれ〉や、《ポロネーズ》第7番 変イ長調 Op.61〈幻想〉から、昨年の「再会」コンサートでも演奏したシューマンの《色とりどりの小品》Op.99を披露する予定である。
復活を果たした巨匠の演奏を、あなたもぜひご自身の耳と心で味わってほしい。
<文・加藤新平>
10年前に突如表舞台から姿を消し、2022年7月に9年ぶりに演奏活動へと復帰したブーニンの、日本のファンとの「再会」コンサートは、NHK-BSプレミアムで放送され反響を呼んだ。彼は病に倒れながらも、長いリハビリを経てこれを克服し、ふたたび舞台に帰ってきたのである。そして、2023年11月から、ついに待望の全国ツアーが始まる。
長野、新潟、埼玉、東京、山口、大阪をめぐる今回のツアーでは、ブーニンのメイン・レパートリーに数えられるショパンの《前奏曲》第15番 変ニ長調 Op.18-15〈雨だれ〉や、《ポロネーズ》第7番 変イ長調 Op.61〈幻想〉から、昨年の「再会」コンサートでも演奏したシューマンの《色とりどりの小品》Op.99を披露する予定である。
復活を果たした巨匠の演奏を、あなたもぜひご自身の耳と心で味わってほしい。
<文・加藤新平>
公演名 | 長岡市立劇場開館50周年記念 スタニスラフ・ブーニン ピアノリサイタル |
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日時・会場 | 11月26日(日) 15:00開演(14:30開場) 長岡市立劇場 大ホール ※完売 |
お問い合わせ | (公財)長岡市芸術文化振興財団 TEL:0258-29-7715 |