＜12月9日　長野市芸術館＞　いつも長野に“旅”をしてくれるあの動物たちが、今年は「ブラスサンタ with サキソフォックス」と題して、クリスマスのスペシャルバージョンのコンサートをプレゼントしてくれます！ 子どもたちのために絵本のような楽しさでクラシック音楽の「扉」を開きたいという想いから2000年に生まれた「ズーラシアンブラス」。今回は、「サキソフォックス」と一緒に、高い演奏技術とエンターテインメント性で、子どもから大人のクラシック音楽ファンも楽しめるステージを繰り広げます。
　指揮者のオカピをはじめ、全員が希少動物という金管五重奏「ズーラシアンブラス」、キツネによるサクソフォーン四重奏「サキソフォックス」、そして「弦うさぎ」のベス（ピアノ）が、クリスマスらしい華やかな衣装でステージに登場。演奏するのは、チャイコフスキー バレエ音楽《くるみ割り人形》より〈行進曲〉、F.バーナード《ウインター・ワンダーランド》、リー・ハーライン《星に願いを》、バッハ《主よ、人の望みの喜びよ》、そして子どもも大人もみんな大好きな《ジングルベル》など、ワクワクしたり、静かに聴き入ったりしたくなる曲ばかり。0歳児から入場可能なので、小さなお子さまのコンサートデビューにも最適です。
　動物たちが奏でるキラキラしたブラスサウンドや楽しいパフォーマンスによるクリスマスの音楽は、親子の大切な思い出の時間となることでしょう。

＜文・小畑智恵＞