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<4月14日 住友生命いずみホール> 2023年2月の来日公演では、J.S.バッハの《シャコンヌ》や《フーガの技法》全曲を好演して日本のピアノ・ファンに衝撃を与えたダニール・トリフォノフが、2024年も充実したプログラムを携えて東京と大阪にやってくる。
2010年にショパン国際ピアノコンクールで第3位、2011年にはルービンシュタイン国際ピアノコンクールとチャイコフスキー国際コンクールで優勝を成し遂げ、サイモン・ラトルやリッカルド・ムーティなど名だたるマエストロの信頼も厚く、ウィーン・フィル、ロンドン響、シカゴ響など世界各国の名門オーケストラから引く手あまた。まさに21世紀最高のヴィルトゥオーゾ・ピアニストだ。
今回トリフォノフは対照的な2種類のプログラムを用意した。4月11日(木)、14日(日)の両日に披露するのは、ラモーの《新クラヴサン組曲集》から〈組曲イ短調〉、モーツァルトのピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調、メンデルスゾーンの《厳格な変奏曲》、そしてベートーヴェンのピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調《ハンマークラヴィーア》と、バロック、古典派、ロマン派の言わずと知れた名曲。
一方、4月12日(金)のプログラムは1908年に完成したベルクのピアノ・ソナタに始まり、プロコフィエフの《風刺》、バルトークの《戸外にて》、コープランドの《ピアノ変奏曲》、メシアンの《幼児イエスに注ぐ20の眼差し》より〈幼子イエスの接吻〉、リゲティの《ムジカ・リチェルカータ》より第1~4番、シュトックハウゼンの《ピアノ曲Ⅸ》、アダムズの《中国の門》、そして1985年に完成したコリリアーノの《ファンタジア・オン・オスティナート》へといたる、近現代ピアノ音楽史を年代順に辿る壮大な旅路。
トリフォノフのレパートリーと表現力の幅広さに、私たちは再び驚くことになるだろう。
<文・加藤新平>
2010年にショパン国際ピアノコンクールで第3位、2011年にはルービンシュタイン国際ピアノコンクールとチャイコフスキー国際コンクールで優勝を成し遂げ、サイモン・ラトルやリッカルド・ムーティなど名だたるマエストロの信頼も厚く、ウィーン・フィル、ロンドン響、シカゴ響など世界各国の名門オーケストラから引く手あまた。まさに21世紀最高のヴィルトゥオーゾ・ピアニストだ。
今回トリフォノフは対照的な2種類のプログラムを用意した。4月11日(木)、14日(日)の両日に披露するのは、ラモーの《新クラヴサン組曲集》から〈組曲イ短調〉、モーツァルトのピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調、メンデルスゾーンの《厳格な変奏曲》、そしてベートーヴェンのピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調《ハンマークラヴィーア》と、バロック、古典派、ロマン派の言わずと知れた名曲。
一方、4月12日(金)のプログラムは1908年に完成したベルクのピアノ・ソナタに始まり、プロコフィエフの《風刺》、バルトークの《戸外にて》、コープランドの《ピアノ変奏曲》、メシアンの《幼児イエスに注ぐ20の眼差し》より〈幼子イエスの接吻〉、リゲティの《ムジカ・リチェルカータ》より第1~4番、シュトックハウゼンの《ピアノ曲Ⅸ》、アダムズの《中国の門》、そして1985年に完成したコリリアーノの《ファンタジア・オン・オスティナート》へといたる、近現代ピアノ音楽史を年代順に辿る壮大な旅路。
トリフォノフのレパートリーと表現力の幅広さに、私たちは再び驚くことになるだろう。
<文・加藤新平>
公演名 | ダニール・トリフォノフ ピアノ・リサイタル 2024 |
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日時・会場 | ●4月14日(日) 15:00開演(14:30開場) 【プログラムA】 住友生命いずみホール |
出演 | [ピアノ]ダニール・トリフォノフ |
プログラム | 【プログラムA】 ラモー:《新クラヴサン組曲集》より〈組曲(第4番)〉 イ短調 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 へ長調 K.332 メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲 ニ短調 Op.54 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 Op.106《ハンマークラヴィーア》 |
チケット | 【住友生命いずみホール公演】 全席指定:S席9,000円 A席6,000円 |
お問い合わせ | カジモト・イープラス TEL:050-3185-6728 |