＜3月9日　高知市文化プラザかるぽーと＞　女性ソプラノの音域を持つ男性ソプラノ歌手＝ソプラニスタ、岡本知高の、深く豊穰な歌声が故郷 高知に響き渡る！
　圧倒的な歌唱力、心の奥底まで温かく届く歌声が「奇跡の歌声」と称される岡本は、国立音楽大学を卒業後、フランスのプーランク音楽院を首席で修了。これまで国内外のオーケストラと共演するほか、数多くのスポーツイベントで国歌独唱やテーマ曲歌唱を披露しており、最近では「世界フィギュアスケート選手権大会2023」のオープニングセレモニーにて国歌を独唱し喝采を浴びた。ステージでは独創的でゴージャスな衣装で個性的な世界観を示し、TVのバラエティ番組ではほがらか、軽妙なトークでおちゃめな素顔も見せる。また、大学時代からライフワークとして、全国各地の学校訪問コンサートで子どもたちに音楽を届け続けている。
　そういった活動を続けつつ、2003年11月26日のアルバム『ソプラニスタ』でのセンセーショナルなCDデビューから20年を数え、2023年9月20日には「あなたに太陽を〜CDデビュー20周年記念ベスト」を発売。12月14日からは、アルバムと同タイトルを冠した全国ツアーを展開しており、3月9日（土）にはいよいよ出身地である高知県で歌声を響かせる。ピアノ飯田俊明、キーボード米田直之、パーカッション新村泰文とともに、得意とするクラシックナンバーはもちろん、日本の歌謡曲、そして最新アルバムの収録曲などに、自らを育て、見守ってきてくれた方々への思いを込めた温かい歌声が響くことだろう。
　20年を経て響く歌声を、会場で心にとどめてみてはいかがか。

＜文・小畑智恵＞