
<11月25日 東京・すみだトリフォニーホール/12月1日 東京・サントリーホール> クラシック界を代表するピアニストのひとり、マルタ・アルゲリッチ。アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれ、8歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾いてデビューを果たしたのち、ウィーンでフリードリヒ・グルダに師事するなど研鑽を積み、1957年にはブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝、そして1965年にはショパン国際ピアノコンクールで優勝を果たしたことで、ピアニストとしての確固たる地位を築いた。1998年より開催している「別府アルゲリッチ音楽祭」など、自身の名を冠した音楽祭やコンクールなどの活動を通して、新たな才能の発掘にも力を注ぎ、ピアノ界の発展に尽くしている。
11月25日(水)は “Akiko’s Piano” と題し、アルゲリッチが2015年8月に広島で出会った被爆ピアノ「明子さんのピアノ」を使用した公演。神尾真由子(ヴァイオリン)、荒井里桜(ヴァイオリン)、笠井大暉(ヴィオラ)、横坂源(チェロ)、酒井茜(ピアノ)が、室内楽とソロをそれぞれこの「明子さんのピアノ」で表現する。
アルゲリッチは、アジアにおけるショパン需要にも強い関心を持っている。ショパンという作曲家とその作品を媒介として、日韓のピアニストが共演する12月1日(火)公演 “Chopin and his Asia” には、日本から酒井茜、五十嵐薫子、韓国からイム・ドンヒョクが登場。ショパンのマズルカやバラード、それに《幻想ポロネーズ》などのショパンの名曲から、アルゲリッチとの共演でラヴェルの《ラ・ヴァルス》、シューベルトの幻想曲ヘ短調などを披露する。世界初演となる、ジュンヒョン・リーの《春の深刻な奇妙さについて(要約)》と、中瀬絢音の《ガラスケースの蝶》も目が離せない。
アルゲリッチがあたためてきたふたつの構想がいよいよ東京で花開く。ピアノ・ファンのみなさま、チケットのご購入はお早めに!
<文・加藤新平>
| 公演名 |
TWO DAYS WITH MARTHA ARGERICH アルゲリッチが奏で継ぐ2日間 〈Day1 AKIKO’S PIANO〉 |
|---|---|
| 日時 | 11月25日(水) 19:00開演(18:30開場) |
| 会場 | すみだトリフォニーホール 大ホール |
| 出演 |
[ピアノ]マルタ・アルゲリッチ [ヴァイオリン]神尾真由子、荒井里桜 [ヴィオラ]笠井大暉 [チェロ]横坂源 [ピアノ、MC]酒井茜 |
| プログラム |
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44 トーク「明子さんのピアノを奏で継ぐ」 藤倉大:明子の日記 ドビュッシー:《小組曲》から メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49から 第2楽章 ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45 |
| チケット | 全席指定:S席20,000円 A席16,000円 B席12,000円 学生席5,000円 |
| お問い合わせ |
カジモト・イープラス TEL:050-3185-6713 |
| 公演名 |
TWO DAYS WITH MARTHA ARGERICH アルゲリッチが奏で継ぐ2日間 〈Day2 CHOPIN AND HIS ASIA〉 |
|---|---|
| 日時 | 12月1日(火) 14:00開演(13:30開場) |
| 会場 | サントリーホール 大ホール |
| 出演 | [ピアノ]マルタ・アルゲリッチ、酒井茜、イム・ドンヒョク、五十嵐薫子 |
| プログラム |
ショパン:マズルカ 変イ長調 Op.59-2、幻想曲 ヘ短調 Op.49、バラード第1番 ト短調 Op.23、バラード第2番 ヘ長調 Op.38、ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61《幻想ポロネーズ》 ジュンヒョン・リー:春の深刻な奇妙さについて(要約) ※世界初演 中瀬絢音:ガラスケースの蝶 ※世界初演 モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448 ラヴェル:ラ・ヴァルス シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940 ほか |
| チケット | 全席指定:S席20,000円 A席16,000円 B席12,000円 学生席5,000円 |
| お問い合わせ |
カジモト・イープラス TEL:050-3185-6713 |















