
<12月1日 北海道・札幌コンサートホール Kitara> サクソフォンの上野耕平、ピアノの山中惇史、パーカッションの石若駿のそろい踏み。幅広く音楽を聴く人なら、どんな演奏が繰り広げられるのか、興味をそそられずにはいられないだろう。とは言っても、決してマニアックな狭い愉しみというわけではない。
上野はクラシック関係のTV番組などメディアの出演を通して、クラシックの枠を超えたサクソフォンの魅力を親しみやすく伝えている。山中はソロと作曲活動のほか、高橋優介とのピアノデュオ アンセットシスでジョン・ウィリアムス作品のCDをリリースするなど、その活動は幅広い。石若もジャズ、Jポップ、クラシックそれぞれのトップ・アーティストと共演。読者の多くは、どこかで彼らの“音”を耳にしているだろう。
そんな3人が今回取り上げるのは山中と石若の自作曲と、現代音楽の藤倉大、吉松隆の作品。一見取っ付きにくそうだが、どの作品もどこかにジャズのテイストやロックのノリを漂わせていて、決して聴きづらくない。難解な印象を持たれがちな藤倉の《ブエノウエノ》も、サクソフォンを和楽器のように響かせ、不協和音が不思議な懐かしさを呼び起こす。
当日はジャズのような、即興的なやり取りも期待される。抜群のテクニックとセンスを備えた3人が、ジャンルレスな新しい音楽を聴かせてくれそうだ。
<文・小出和明>
| 公演名 | 上野耕平・山中惇史・石若駿 トリオ・コンサート |
|---|---|
| 日時 | 12月1日(火) 19:00開演(18:30開場) |
| 会場 | 札幌コンサートホール Kitara大ホール |
| 出演 |
[サクソフォン]上野耕平 [ピアノ]山中惇史 [パーカッション]石若駿 |
| プログラム |
山中惇史:SAKURA Ⅰ・Ⅱ 藤倉大:ブエノウエノ 石若駿:playgroundz(for Saxophone, Piano, Percussion) 吉松隆:サクソフォン協奏曲《サイバーバード》Op.59 ほか |
| チケット | 全席指定:S席6,000円 A席5,000円 |
| お問い合わせ |
テレビ北海道 TEL:011‒351‒7277 |















