
ピアノ界の未来を担うピアニストとしていま注目を集めているのが、角野未来(すみの・みらい)さん。その演奏は、優しい笑顔が音楽性を示すごとく繊細で、着々とファンを増やしています。そんな角野さんは著名なピアノ講師である母とピアニストの兄・角野隼斗さんとともに、幼少期から音楽に囲まれた生活をしてきました。
物心がついたころからピアノの音に囲まれた幼少期、ピアノから離れてみた思春期、そして大学・大学院を経てフランス・リヨンで思うこと―― たっぷりとお話をうかがいました。
ピアノ漬けから一転、離れてみて感じたピアノという存在
―― お母さまがピアノの先生、そしてお兄さまもピアノを弾かれていたということで、やはり物心がついたころからピアノの音に囲まれた生活だったのでしょうか?
生まれたときには家にピアノがあって、兄も母もピアノを弾いていたので、わたしも自然とピアノを弾くようになりました。1歳か2歳くらいで遊びながら弾き始めていたと思うのですが、ピアノの発表会などのステージに出たのは3歳が最初でした。
―― ピアノを習い始めたのは何歳からですか?
先生に習いに行き始めたのは5歳で、それまでは母に習っていました。でも、ほかの先生に習い始めてからもやっぱり家では母から教えてもらっていたので、小学校高学年くらいになってからは喧嘩がすごく増えたことをいま思い出しました(笑)。
―― その後、中高一貫の学校へ進学されたそうですね。高校受験をしない=音楽高校には進学しない、という前提で進路を決めたのでしょうか?
小学校高学年まではステージで弾くことがただ楽しくて、「楽しい!」という気持ちだけでピアノを続けていた部分が大きかったのですが、だんだん曲が複雑になっていったり、ほかにもやってみたいこと、興味があるものが出てきて、勉強をがんばってみるのも楽しそうだなと。兄も中高一貫の学校に進んでいたので、その姿を見てピアノ以外のことにも興味が湧いていた時期でした。
受験の準備をし始めた小学校6年生の春くらいからその後の中学3年間は、ピアノは第一優先事項ではありませんでしたね。
―― なにか将来やりたいことが見えてきて、中学受験の道を選ばれたのでしょうか。
特に「これ」というものがあったわけではないのですが、選択肢が増えることに魅力がありました。それまでずっとピアノだけだったので、ほかにも自分の興味がある分野が見つかるのかなと思って、勉強をしてみたのです。
でも結局、そのピアノから離れていた期間というのがあまり楽しくなくて……。やっぱりピアノをやりたいという気持ちがそこで育ち、中学3年生くらいからまた真剣にピアノを弾き始めました。
―― そして東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校(藝高)へ入学されますが、とすると1年ないくらいの期間で準備をされたということに……!?
中学3年生の夏くらいに、先生が藝高という存在を教えてくださって、そこから半年くらいで集中して受験の準備をしました。中高一貫校だったので、外部受験をすると内部進学の資格を失ってしまいます。なので、実は高校浪人の覚悟もしていました。
―― よっぽどの覚悟がないと踏み出せなかったかと思いますが、音楽の道へ行こうと決心したポイントがあったのでしょうか。
このままのスピードで勉強が忙しくなると、ずっとピアノから離れる生活になるだろうなと思ったのが大きいです。そんななか、藝高の生活や通っている人の話を聞いて「こんなに音楽だらけの生活ができる場所があるんだ」と衝撃を受けました。もうそこからは、やるしかない! でしたね。
―― お兄さまは中高一貫校でそのまま進学し、東京大学へ入学されています。同じように、エスカレーターで高校を出てから東京藝術大学を受けようなども考えられたのですか?
そのときはぜんぜん考えていませんでしたね。とにかく、藝高という存在を知って、「楽しそう、行きたい!」というその熱意だけでした(笑)。
―― そのころからピアニストになろうと意識していたのでしょうか?
ピアニストになりたいというより、ピアノを真剣に勉強したいという思いが強かったです。そもそも、ピアニストという職業が実際はどういうものなのかがわかっていませんでしたし。自分の好きな曲を人前で弾いて、みんなに喜んでもらえる……くらいの漠然としたイメージしかありませんでした(笑)。
―― 藝高受験の準備期間が半年だったということですが、受験の準備は実技のピアノだけではありませんよね。
そうです。楽典やソルフェージュなどの勉強もほとんどしていなかったので、個人で教えている先生のところにも通いました。毎日21時くらいにやっと帰宅して、そのあと夜中までピアノの練習をしていましたね。
―― そして藝高からそのまま東京藝術大学・大学院に進まれます。
いまはフランスのリヨン国立高等音楽院に留学しているので、実は休学中で、来年2026年に卒業予定です。
―― なぜリヨンを選ばれたのでしょうか。
大学に入学して、フランス音楽をよく演奏するようになったのですが、なんだかしっくりくるというか、合っているな、これが自分の好きな音楽なんだな、ということがわかってきました。フランスの学校でもっと勉強してみたいと思っていたのですが、コロナ禍と重なって、留学する時期を見極めるのが難しくて……なので、いったん藝大の大学院に入りました。
その期間にマスタークラスを受講しましたが、そこで現在の先生に出会ったことが、漠然と思っていた「フランスに行きたいな」という気持ちを確信に変えました。ピアノはアメリカやドイツ語圏へ留学する方も多いですが、ほかの国はまったく考えていなかったです。
藝大ではドイツ語とフランス語を勉強していましたが、フランス語の方が得意だったことも大きいです。フランス語、しゃべるのが楽しいんですよ。
―― 日本の大学とフランスの音楽院で、学ぶ姿勢の違いなどは感じますか?
教え方は先生によるところも大きいかと思いますが、学校の雰囲気は日本とはずいぶん違いますね。なんというか、自由な雰囲気があって、きっちりしていなくてのびのびできる環境だなと思っています。
コアラに夢中♡
―― いま、音楽以外で趣味や興味のあるものはありますか?
趣味という趣味はないのですが、動物のコアラがめっちゃ好きなんです。特に推している好きな子がいて、その子の毎日の動向を追うのが楽しいです。SNSに写真をいっぱい投稿している方がいらっしゃって、チェックするのが日課になっています。
東京の多摩動物公園にいる“あずまちゃん”という子なんですが、とびぬけてダントツでかわいいんです!(笑) みなさんもぜひ見てみてください。
―― ピアニストになっていなかったら、何を目指していましたか?
人とコミュニケーションを取るのが好きなので、通訳とか翻訳も楽しそうだったかなって最近思っています。あとは商品開発とか企画を考えるとか、アイディアを出すことも好きです。ふつうのOLになっていたらどうだったのかなと考えることもありますが、どこかでピアノのことが気になっていたと思うので、やっぱりピアノの道に進めてよかったなと思っています。
フランス・パリでの衝撃
―― これまでに聴いたコンサートのなかで、強く印象に残っているものを教えてください。
パリで聴いた、アンドラーシュ・シフの公演が衝撃的でした。
シフの演奏は大好きでCDでよく聴いていたのですが、生で聴くのは初めて。「今日のプログラムを考えていたら、もうちょっと弾きたくなったのでほかにも弾きます」って、3時間半くらいぶっ続けで弾いていました。
その3時間半が、ずーっと天上の音楽だったんです。しかも疲れや個人的な感情を見せず、ただひたすら楽しそうで。シフがその場でプログラムを決めることを知らなかったので「え、まだ弾くの!?」の連続でした(笑)。ずっと美しい音楽を奏で続けていて、夢を見ているような時間で……そんな演奏会は初めてだったので、本当に衝撃を受けました。シフはピアノを弾くために生まれた天使なんじゃないかと思ったくらいです。
もうひとつもパリですが、マリア・ジョアン・ピリスの公演で、ピリスのパーソナリティが伝わってきたことが印象的でした。ベートーヴェンの第31番のソナタを弾いていたのですが、第1音めを聴いた瞬間に、涙がブワーって出てきて……そんな衝撃は初めての経験です。ダイレクトに心に突き刺さるような演奏でした。
ピリスはシフとは対照的で、なんというか、すべてが完璧というわけではないんです。けっこう感情的な部分もあるのですが、それが逆に、命がけで弾いているんだなと伝わってきました。
―― いま弾いていて一番楽しい作曲家を教えてください。
ラヴェルです。ラヴェルの書いた音を弾くと、なんというかこう、魔法を使っているような気持ちになります。いろんな情景が浮かんだり、いろんな色が見えたり、風を感じたり、そういう錯覚のようなものを起こせるのが魔法みたいだなぁと思っています。ラヴェルは“音の魔術師”と呼ばれていますが、本当に納得です。 いつかラヴェルを全曲弾くことが目標です。
―― ラヴェルの魅力にはまったのはフランスに行かれてからですか? それとも、日本にいたころから好きだったのですか?
日本にいたころから好きでした。
フランスに来てからは同じくフランスの作曲家であるドビュッシーも弾いていたのですが、やっぱり自分の中でラヴェルは特別感があります。ぴったりな言葉が見つからないのですが、ラヴェルは決めすぎていなくて肩の力が抜けているのに、おしゃれな響きが魅力です。ゴテゴテしていないのにきらびやかなところがあってすてきですよね。
―― 今後挑戦したいこと、目標にしていることを教えてください。
自分が音楽家として、どう社会に貢献していけるかを見つけていきたいです。ピアニストはただ自分の好きな曲を人前で弾いているわけではありませんよね。自分が音楽家としてどういう考えを持っているか、それによってどういったことを伝えていけるのかを明確にして、見つけていきたいなと思っています。
―― まだまだコンクールに挑戦できる世代ですが……。
コンクールにももちろん挑戦したいと思っていて、フランスにいる間はヨーロッパの国際コンクールに挑戦できるチャンスでもあります。
―― 2025年はコンクールめじろ押しの年ですね。
すでにエントリーしたものもありますが、大きいコンクールだから全部エントリーするというよりは、自分のレパートリーやスタイルがそのコンクールに合っているかを見極めて、厳選して受けていこうと考えています。
―― がんばってください! 楽しみにしています。
いま、聴いてもらいたい作品を詰め込んだコンサート―― メルボニス、ご存知ですか?
―― ここからは2025年に予定されている演奏会についてもおうかがいしていきます。まずは2月15日(土)に長野、2月27日(木)に名古屋でおこなわれる演奏会について。ショパンやラヴェルなどのオーソドックスな名前が並ぶなか、「メルボニス(メラニー・ボニス)」の作品が入っているのが気になりました。
メルボニスはフランスの女性作曲家で、本名はメラニー・ボニス。「メルボニス」はいわゆるペンネームですが、わたしも留学するまでまったく存在を知りませんでした。時代も相まって、生い立ちからなかなか苦労されていた方だったそうです。
フィルハーモニー・ド・パリにオーケストラの公演を聴きに行ったときに、偶然メルボニスがプログラムに入っていました。そこで初めて存在を知り、「こんなにすてきな作品があるんだ」と惹かれ、ピアノの曲もないかなと調べているうちに、今回演奏する《伝説の女たち》にたどり着きました。
パリ音楽院でドビュッシーと同じクラスで作曲を学んでいたそうで、印象派として似た雰囲気を持っています。その手法もありつつ、女性ならではの細やかな美しさをとても感じられる作曲家です。まだまだ知られていませんが、日本でもぜひ聴いていただきたい作曲家です。
―― このインタビューの前にメルボニスを調べたのですが、資料や演奏動画もなかなか出てきませんでした。
そうなんです。日本だと譜面も手に入らないかと思います。
《伝説の女たち》は曲集で、全部で7曲、25分くらいある作品なので、しっかり時間をかけて演奏します。これをきっかけに名前が知られていくとうれしいですね。
女性作曲家はあまり認めてもらえない時代、家庭に入らざるを得なくて、そのなかでも作品を書き続けた人です。同時代のドビュッシーやラヴェルのように、自分の作品が知られる機会がもらえなかった……それは女性だったから……。
そういった、辛さや苦労も作品に反映されていると感じます。現代では女性の立場も上がりましたが、それでもやはり女性だからという理由で苦労することもあるので、そういったシンパシーも感じていただけるかもしれません。
―― この《伝説の女たち》の聴きどころはどこでしょうか。
伝説上や文学上の印象的な女性たちの名前が、ひとりずつタイトルになっている曲集です。出てくる女性たちは全員悲劇的な人生を背負っていて、でも卑屈さに立ち向かう強さも持っています。メルボニス自身の体験をその女性たちに反映させて書いていることが感じ取れるのですが、そのひとりひとりのキャラクターが曲に表現されているんです。さまざまな場面がイメージとして浮かんでくるような曲なので、初めて聴く方にも楽しんでいただけるのではと思います。決して難解な曲ではありません。
―― 《伝説の女たち》はフランスの先生には見せられているのですか?
もちろん見ていただいて、さまざまなアドバイスを受けました。
―― では、フランスのエッセンスをそのまま持ち帰っているのですね。
そうですね!
―― ショパンのバラードは4曲あるうちの第3番を選ばれています。
一説ではありますが、バラードの第3番は水の精と人間の男性の恋の物語がベースになっているんじゃないかと言われています。作品としても、悲劇的ながらもファンタジーで、ちょっとポエティックな部分が見えるのが、先ほどのメルボニスの《伝説の女たち》にリンクするなと感じて、選びました。
―― そして、真骨頂のラヴェルですね。数あるラヴェルの作品の中でも《ラ・ヴァルス》を選ばれた理由をおうかがいできますか。
ラヴェルの《ラ・ヴァルス》は伝統的で優雅なワルツから始まって、少しずつワルツのリズムが崩壊してカオスな世界に突入していくのが特徴です。コンサートの最初にショパンの《3つのワルツ》を演奏しますが、こちらはきちんとしたリズムの優雅なワルツ。そして最後に《ラ・ヴァルス》を置くことによって、ワルツのリズムが崩壊して終わるのがおもしろいかなと思って選びました。
―― ありがとうございます。東京の公演についてもおうかがいしたいのですが、こちらはもうがっつりラヴェルが主軸ですね。
自分の中で“共通したもの”を感じる作曲家がいるのですが、それがモーツァルトとシューベルトと、ショパンとラヴェルなんです。みんなそれぞれ主張はしっかりあり、モーツァルトはまた少し違いますが、それぞれ大きなエネルギーがありながらも、激情的に燃え上がる! ということはなく、優雅さがあり、内省的なものを感じます。
そのなかでもシューベルトとラヴェルを組み合わせると、その“共通したもの”がどんな化学変化を起こすのかを知りたくて、プログラムにしました。ラヴェル自身もシューベルトを聴いていたと思いますし、影響を受けている部分も見えます。
―― ショパンの《舟歌》そしてシューベルトの《4つの即興曲》から、ラヴェルの《高雅で感傷的なワルツ》は、随分と雰囲気も変わりますね。
実はこの《高雅で感傷的なワルツ》が最初に決まった作品でした。前からずっと演奏したいと思っていたのです。
―― こちらはフランスに行かれてから勉強されている作品ですか?
そうですね、昨年2024年くらいから取り組んでいます。やっぱりどうも気になるのはラヴェルばかり(笑)。
―― 会場は歴史ある上野の東京文化会館 小ホールですね。
東京音楽コンクールを大学生のころに複数回受けたのですが、その二次予選でどちらもラヴェルの作品を弾きました。そのとき、文化会館の響きがとてもフランス音楽にマッチすると感じて、またラヴェルを弾きたかったんです。もしかしたらわたしだけが思っているのかもしれませんが……(笑)。会場の豊かな響きとピアノの音色がマッチして、弾き心地がいいんですよ。
ピアノは、わたしを救う存在
―― 角野さんがふだんの演奏で気を付けていることはありますか?
ひとりだけで弾いているときとお客さんが入って弾いているときって、自分としても感覚が違います。やっぱりみなさんが真剣に聴いてくださるからこそ集中力も高まって、ふだんの練習では見えない部分に気が付くことが多いです。
その場の空気を感じながら、その場で感じたことを表現して伝えられるように意識しています。
―― 角野さんにとって、ピアノとはどういう存在でしょうか。
どこに行けばいいかわからなくなって立ち止まりそうになるときに、手を差し伸べて自分を導いてくれるような存在です。いろんなことで悩むことがあっても、ピアノを弾くことで救われているなと思っています。
―― たくさんのお話をありがとうございました。最後に、ららら♪クラブの読者へメッセージをお願いします。
コンサートで一番印象的な部分って、静寂を楽しめることではないでしょうか。生きていて、こんなに静かな瞬間をみんなで息を殺して共有するって、コンサート以外にはなかなかないことですよね。
クラシック音楽のコンサートって特殊な場所だと思っています。わたしはコンサートに行くとき、自分の頭の中にあるごちゃごちゃが浄化されるような感覚があるんです。ピアノの音に浸って、静寂を楽しんで、日常を忘れてもらえたらいいなと思いながら演奏しています。
<文・取材 浅井彩>
今後の公演情報

公演名 | 角野未来 ピアノ・リサイタル |
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日時・会場 | ●2月15日(土) 14:00開演(13:30開場) 長野市芸術館 リサイタルホール ●2月27日(木) 18:45開演(18:00開場) 電気文化会館 ザ・コンサートホール |
出演 | [ピアノ]角野未来 | プログラム |
ショパン:3つのワルツ Op.34 メルボニス:《伝説の女たち》より ラヴェル:ラ・ヴァルス ほか |
チケット | 【長野公演】全席指定:3,500円 【名古屋公演】全席指定:4,500円 U25 2,000円 |
詳細 |
長野公演の詳細はこちらから 名古屋公演の詳細はこちらから |
お問い合わせ |
テンポプリモ TEL:03-3524-1221 |

公演名 | 角野未来 ピアノ・リサイタル |
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日時 | 7月13日(日) 14:00開演(開場) |
場所 | 東京文化会館 小ホール |
出演 | [ピアノ]角野未来 | プログラム |
ショパン:舟歌 嬰へ長調 Op.60 シューベルト:4つの即興曲 Op.90 D.899 ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ ラヴェル:夜のガスパール ほか |
チケット | 全席指定:4,500円 学生3,000円 |
詳細 | 詳細はこちらから |
お問い合わせ |
テンポプリモ TEL:03-3524-1221 |
角野未来(Mirai Sumino)
第21回東京音楽コンクール第3位。第17回ちば音楽コンクール全部門最優秀賞。
第17回ショパンコンクールin Asiaコンチェルト部門金賞、併せてコンチェルト賞受賞。同大会プロフェッショナル部門銅賞。NY カーネギーホールでの演奏会「The Passion of Music 」に出演。
2020年度公益財団法人青山音楽財団奨学生。
大学卒業に際して、アカンサス音楽賞、同声会賞、藝大クラヴィーア賞を受賞。また、千葉交響楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団等のオーケストラと共演。これまでに金子勝子、吉田友昭、有森博、ジェローム・グランジョンの各氏に師事。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を経て、東京藝術大学院音楽研究科に在籍。一昨年秋よりフランスに拠点を移し、現在はリヨン国立高等音楽院マスター課程に在籍中。
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