
<12月12日 日立システムズホール仙台> 名曲の裏側に隠されたストーリーを楽しいトークでひもときながら、上質な生演奏を堪能できる大人気企画「味わいつくす!クラシック」。今年で4回目を迎える本公演のテーマは、クラシック界の頂点に君臨するウィーンの3巨匠、ハイドン、モーツァルト、そしてベートーヴェンだ。
今回のプログラムは、天才・モーツァルトを中心に彼らの関係性を解き明かしていく。 20歳以上も年上のハイドンにとって、若きモーツァルトは常に自身の創作意欲をかき立てる「最高のライバル」であり、誰よりも音楽を分かち合える「最大の理解者」であった。一方、少年時代のベートーヴェンにとって、モーツァルトは遥か雲の上の憧れの存在だった。やがて青年となったベートーヴェンは、大いなる野心を胸にハイドンに師事するためウィーンへと旅立つ。その出立の際、彼に贈られたのが、今回の公演チラシにも掲げられているあまりにも有名なこの言葉である。
「たゆまぬ努力によって、ハイドンの手からモーツァルトの魂を受け取ってきたまえ!」
天才たちの間にどのような想いが交わり、どのようにして後世に残る名曲が生まれていったのか。音楽史に輝くドラマチックな「魂のバトンリレー」が、ステージ上で鮮やかに蘇る。
この奥深い音楽の旅をナビゲートするのは、解説と指揮を務める茂木大輔氏である。『のだめカンタービレ』とタッグを組んだコンサートや、独自の視点による解説付き公演で長年活躍し続けている茂木氏。その軽妙でユーモアあふれる語り口と、音楽のツボを押さえた圧倒的にわかりやすい解説は、初心者から熱心なファンまで多くの観客を魅了してやまない。
単なる「お勉強」ではなく、作曲家たちの人間臭いエピソードに笑い、驚き、そして極上の演奏に心を震わせる贅沢な時間。コンサートが終わる頃には、誰もがクラシック音楽の奥深い面白さに「開眼」しているはずだ。知れば知るほど面白くなる、極上の音楽エンターテインメント。巨匠たちの魂の響きを、ぜひ会場で「味わいつくして」ほしい。
また11月15日(日)15:00から特別プレ講座も行われる。こちらも要チェックだ。
<文・尾崎羽奈>
| 公演名 |
茂木大輔と仙台フィルの 「味わいつくす!クラシック」 第4回 ~モーツァルト:ベートーヴェンの先駆者~ |
|---|---|
| 日時 | 12月12日(土) 15:00開演(14:15開場) |
| 会場 | 日立システムズホール仙台 コンサートホール |
| 出演 |
[指揮とお話]茂木大輔 [ソプラノ]種谷典子 [管弦楽]仙台フィルハーモニー管弦楽団 |
| プログラム |
ハイドン:劇音楽《うっかり者》より〈序曲〉(交響曲第60番 ハ長調より第1楽章) モーツァルト:歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》より〈女も15になれば〉、歌劇《魔笛》より〈ああ、愛の喜びは露と消え〉、歌劇《フィガロの結婚》より〈序曲〉、歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より〈残酷ですって?いいえ、愛しい人!〉、交響曲第40番 ト短調より第1楽章、コンサートアリア《あなたに明かしたい、おお神よ!》 ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 OP21 |
| チケット | 全席指定:3,500円 |
| お問い合わせ |
仙台フィルサービス TEL:022-225-3934 |















