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小山実稚恵 ピアノ・リサイタル

プレミアムコンサートシリーズ

●このコンサートは終了しました

小山実稚恵 ピアノ・リサイタル
<2023年1月28日 愛知・岡崎市シビックセンター コンサートホール> 1982年にチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門第3位、1985年にショパン国際ピアノコンクール第4位入賞を果たして以来、国内外で活躍を続けているピアニスト、小山実稚恵は、2008年1月以来過去3度にわたって岡崎市シビックセンターで演奏してきた。岡崎での4度目の演奏となる本公演は、シューベルトの《即興曲》D899、D935から選りすぐりの楽曲と、ベートーヴェンのピアノソナタ第31番 変イ長調 Op.110、そしてシューベルトのピアノソナタ第21番 変ロ長調 D960を披露する。  シューベルトの《即興曲》は、D899、D935ともに作曲者の最晩年にあたる1827年に書かれた。D899が《即興曲》というタイトルから想像されるとおり即興的で自由奔放な作風であるのに対して、D935のほうは大規模なピアノソナタとも言われる構成をもつ。ベートーヴェンのピアノソナタ第31番は、1821年に書かれた三楽章形式の作品である。同時期の作品には《ミサ・ソレムニス》などがある。第1楽章はソナタ形式でありながら、アレグロではなくモデラートとやや緩やかなテンポであり、第2楽章はベートーヴェンにはやや珍しい2拍子のスケルツォである。第3楽章はレチタティーヴォ、嘆きの歌、そしてフーガという型破りな構成をもつ。シューベルトのピアノソナタ第21番は、シューベルトが作曲した最後のピアノソナタであり、1828年に完成した。四楽章形式の大規模な作品であり、とりわけ第3楽章において歌曲《リュートに寄せて》の伴奏部分を発展させた曲想が現れることや、第4楽章において《即興曲》D899の第1曲の影響が顕著であることなど、シューベルトの創作の集大成ともいうべき作品である。  「音楽の力」の強さと素晴らしさを、小山の奏でるシューベルト、ベートーヴェンの音楽とともに実感したい。   <文・加藤新平>
公演名 プレミアムコンサートシリーズ
小山実稚恵 ピアノ・リサイタル
日時 2023年1月28日(土) 15:00開演(14:30開場)
会場 岡崎市シビックセンター コンサートホール
出演 [ピアノ]小山実稚恵
プログラム シューベルト:即興曲 Op.90 D899 より、即興曲 Op.142 D935 より ベートーヴェン:ピアノソナタ 第31番 変イ長調 Op.110 シューベルト:ピアノソナタ 第21番 変ロ長調 D960
チケット 全席指定:4,500円 学生(25歳以下)2,000円
お問い合わせ 岡崎市シビックセンター TEL:0564-72-5111

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