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反田恭平を取り囲む音楽と世界(後編)

反田恭平を取り囲む音楽と世界(後編)
 2016年1月のデビュー・リサイタルではチケットが即完、2018年にはマネジメント会社「株式会社NEXUS」を立ち上げ、同時にカルテットを結成・プロデュースし、現在はオーケストラに発展。そして2021年、第18回ショパン国際ピアノコンクールにて、日本人では半世紀ぶりの第2位受賞。世界中のクラシック音楽ファンの注目を集め“いま、いちばんチケットが取れない音楽家”として常に話題を呼んでいる反田恭平さん。  多くの顔を持ち、世界中を飛び回る音楽家である反田さんは、どうして音楽に出会ったのか。なぜ音楽を続け、向き合っているのか。ショパン・コンクールでの「あの曲」はなぜ選曲されたのか―― 音楽にまつわるお話に加え、プライベートの話題も、前後編に分けてたっぷりとお届けします。
■「前編」からの続き■

ラルゴ〈神よ、ポーランドをお守りください〉

―― 少しお時間が経ってしまっていますが、ショパン国際ピアノコンクールでのお話をおうかがいします。3次予選で反田さんの《ラルゴ〈神よ、ポーランドをお守りください〉》を聴いたとき、まるで天から光が差して救いの手を伸べているような気持ちになり、とても感動しました。あの選曲について教えていただけますか。

僕としても《ラルゴ〈神よ、ポーランドをお守りください〉》とは運命的な出会いだと思っています。
2017年にワルシャワに留学して、少しずつ観光地を見に行ったりしていました。有名どころだと聖十字架教会といって、ショパンの心臓が埋められている教会があって、その対面にもまたヴィジトキ教会という違う教会が建っています。ショパンはワルシャワ時代、両方の教会でオルガンを弾いていたそうです。そのヴィジトキ教会には、ボタンを押すとショパンの音楽が流れる、大理石でできた椅子があります。実際にボタンを押してみると聴いたことのない音楽が流れてきて、本当に知らない曲だったので「ポーランドの昔の国歌かなぁ」と……。帰ってからこの作品を調べてみたら、ショパンがのちのパリ時代に祖国ポーランドを想って書いた曲だそうで、故郷への想いや、昔教会でオルガンを弾いていた時代を連想させるようなコラール(讃美歌)であることが分かりました。
それで、ポーランド人の先生にこの作品を聴いてもらったのですが、なんとまったく知らなかった。ちなみにコンクールにこの作品を入れたプログラムを提出したときも、「この曲は知りません」「本当にショパンの作品ですか?」と言われてしまいました。なんとフレデリック・ショパン研究所の一部の方も知らない、コンクール史上初提出の作品だったそうです。びっくりですよね。「あなたたちの街の中心にあるベンチからも流れてるよ」って、思わず言いそうになりました(笑)。

KYOHEI SORITA – Largo in E flat major , Op. posth. (18th Chopin Competition, third stage)

《ラルゴ》をプログラムに入れた理由はいくつかあります。《ラルゴ》の前に演奏したピアノ・ソナタ第2番の最後の音がシのフラットで終わるのですが、ラルゴの最初の音もシのフラットから始まります。音楽しりとりができておもしろいな、というのがひとつめの理由です。
《ラルゴ》の前に予定していたピアノ・ソナタ第2番には、有名な《葬送行進曲》が第3楽章にありますが、第4楽章は「葬送行進曲を受けて墓場の中で魂の風が吹く」という描写が存在します。そこから神を連想して、コラールはぴったりだなと考えました。ちなみに《ラルゴ》の副題である〈神よ、ポーランドをお守りください〉は、プログラム提出後、フレデリック・ショパン研究所からの説明で知りました。ただ単に《ラルゴ》という曲だと思っていたので、それならなおさら良いなと決定しました。
ワルシャワ、ワジェンキ公園にて
ショパン国際ピアノコンクールは、当たり前ですがみんなショパンの有名な作品を弾くので、審査員の先生方はもう何千回と同じ作品たちを聴いているわけです。僕としては、ショパンの隠れた名曲・秘曲を発掘するのもショパン・コンクールの醍醐味かと思っていて、この作品を選びました。ショパン・コンクールって「ショパンの新しい通訳者を探すコンクール」なんですよね。そういった意味でも、この《ラルゴ》を出すことはとても良い意義になるかと思いました。
最後の理由は時間調整です。3次予選は45分以上55分未満のプログラムが規定ですが、最初に組んだプログラムがギリギリ45分あるかないかだったんです。もし緊張して走ってしまったら45分に満たなくなり、失格になってしまいます。2分くらいの作品がないかと探していたところで、あの教会の椅子で《ラルゴ》に出会いました。
―― そのお話を聞くと、《ラルゴ》が反田さんを守護するお守りのように思えてきました。

いや、本当にそうですね。《ラルゴ》を弾いたおかげでコンクール審査員の先生からもたいへん意義のある講評をいただけました。メダル授賞式後も、たくさんの先生から「あのプログラム構成は良かった」と言っていただけました。
《ラルゴ》の譜面も楽器屋さんの店頭から消えたそうで、海外取り寄せになっていたらしいです。世の中のみなさんが気になってくれて、多くの方が楽譜を買われたんだとか。SNSや動画サイトのコメントでも「この作品を教えてくれてありがとう」とコメントがあって、なんというかピアニスト冥利につきますよね。名誉あるコメントをいただきました。
ちなみに妻も《ラルゴ》は知らなかったそうで「なんだこの曲?」と言っていました(笑)。コンクール後、聴きすぎて弾けるようになったそうです。

ソロも、オーケストラも、全国ツアー

―― ソロツアーも10月から始まっています。ショパン《幻想ポロネーズ》、ラヴェル《夜のガスパール》、ムソルグスキーの組曲《展覧会の絵》と、非常に濃いプログラムになっていますが、選曲の理由やポイントを教えてください。

メインの作品であるムソルグスキーの組曲《展覧会の絵》から決めました。これは指揮者目線でいつかやりたいと思っている作品で、原曲のピアノ作品から知っておかなければなと思い、選びました。
ラヴェル《夜のガスパール》は昔からよく弾いている作品です。実はこのあと、妻とともにパリでレッスンを受ける機会があるので、そのテイストを吸収してアウトプットしたい、と思っています。僕のオーケストラであるJapan National Orchestraでも同じくラヴェルの《クープランの墓》を演奏して、あらためてフランス作品がすてきだと感じたのも大きいです。
ショパンの《幻想ポロネーズ》に関しては、次回のショパン・コンクールも近いですし、前回大会の第2位入賞者という誇りとプライドをかけて弾きたいです。5年間ポーランドで学んだことをみなさんに伝えられたらいいな。あとは妻もショパン・コンクールで弾いている作品でもあるので、妻からアドバイスがもらえるかなという、密かな期待もあります。
Japan National Orchestraの前身、MLMダブル・カルテット
―― そのあとはすぐにJapan National Orchestraのツアーも控えていますね。こちらは現在公表されているプログラムはモーツァルトで、テッパンな印象を受けます。

基本的にモーツァルトが主軸になっているプログラムの予定です。コンチェルトはなにを弾こうかなと考えていて、僕の勝負曲でもあるピアノ協奏曲第9番《ジュノム》を選びました。
ショパン・コンクールの前、2015年に第25回カントゥ市国際ピアノ協奏曲コンクール 古典派部門で第1位をいただきました。そのときに弾いたのがこの《ジュノム》で、僕にとってはとても大切な作品です。
また交響曲第32番も入れる予定ですが、この作品はとてもおもしろいんです。通常、交響曲は4楽章形式で演奏時間も30~40分ありますが、第32番は単一楽章で10分もない作品。基本的にアタッカ(楽章と楽章の間を切れ間なく演奏すること)で進むので、序曲のようにできるかなと思い、プログラムの最初に入れる予定です。そんなに演奏機会の多い作品でもないので、ショパンの《ラルゴ》のようにみなさんに紹介したいなという思いもあります。
―― コンチェルトはもちろん弾き振りですね。ソリストとも指揮者とも違う技術が必要になりますが、どなたかのレッスンを受けられているのでしょうか?

ほぼ自己流です。ウィーンにいたころ、「イロハ」の「イ」くらいまで習ったのですが、その先生は残念ながら亡くなってしまいました。その後は現場たたき上げのような感じというか、オーケストラのメンバーに教えてもらいながら学んでいます。メンバーも同年代が多く仲良くやっているので、いろいろなアドバイスをくれます。
そもそも指揮自体、ここ2~3年で意識が変わりました。以前は「振る」ことばかり考えていて、オケのメンバーやお客さんからどう見えるかを鏡の前で練習していたんです。ですが子どもが生まれて物理的に忙しくなって、そういった時間がまったく取れなくなり、代わりにスコアを読む時間が増えました。
そしてスコアはかなり読み込んだものの、まったく「振る」練習ができないままゲネプロに行ったら、なんだか自然に身体が動いたんです。スコアを熟知していれば勝手に身体と手が動くということが分かったので、最近はもっぱらスコアばかり読んでいます。

クラシック音楽、時代の変わり目に立って思うこと

第18回ショパン国際ピアノコンクール ガラ・コンサート

―― これまでのコンサートで印象に残っているものを教えてください。

ひとつはロシア留学時代です。マリオ・ブルネロというチェリストのコンサートに行ったとき、初めて「楽器が楽器に見えない」という現象が起こりました。「奏者」と「楽器」という関係で楽器に触れ、演奏するのではなく、本当に身体の一部のように演奏していたのです。ソウルメイトというか、楽器が喜んでいるような……。音にもそれが表れていて、こういう現象ってこの世の中に存在するんだ、と初めて刺激を受けました。
もうひとつは昨年、ウィーン楽友協会で聴いた、トゥガン・ソヒエフ指揮のチャイコフスキーの交響曲第4番。あれだけ複雑な作品を指揮棒も持たずに、シンプルなジェスチャーだけで完結させるさまに感動しました。ひとつの作品をストーリー性を持って作り上げるって、とても難しいんです。でもソヒエフは、客席に座っていても彼の「こう振りたい」という思いが伝わってきて、理解できるんですよ。あれだけ明確に音楽をコントロールできる人はなかなかいないと思います。いつか自分もこう振りたいな、という思いを持ちました。
―― 本当にたくさんのお話を本当にありがとうございました。最後に、ららら♪クラブの読者へ向けて、音楽の楽しみ方のアドバイスなどお聞かせいただけますか?

最近、ライトなファンが増えてきたと思っています。YouTuber演奏者もたくさんいますよね。その比率がだんだん増えてきて、カラヤンやバーンスタインを生で聴いていた方々がご高齢になってきている。時代の変わり目を強く感じています。
クラシックはやっぱり生で聴く方がいいジャンルだと思うんです。なので、そのライトな層に向けて発信するならば、昔の名演奏の音源を聞いてほしいですね。いまはYouTubeやサブスクでなんでも聴ける時代で、ひと昔前なら入手困難だったLPの録音もネットで聴けます。それを聴いてみてから、ぜひコンサートの現場に来てください。待っています!

<文・取材 浅井彩>

ワルシャワ大劇場前にて

今後の公演情報

公演名 反田恭平 ピアノ・リサイタル2024
日時・会場・お問い合わせ ●10月23日(水) 19:00開演(18:15開場)
 東京エレクトロンホール宮城
 お問い合わせ/仙台放送 事業部(平日11:00~16:00) TEL:022-268-2174

●10月24日(木) 18:00開演(17:15開場)
 シェルターなんようホール(南陽市文化会館) 大ホール
 お問い合わせ/さくらんぼテレビ(平日10:00~18:00) TEL:0120-150-616

●10月31日(木) 19:00開演(18:15開場)
 ふくしん夢の音楽堂(福島市音楽堂) 大ホール
 お問い合わせ/仙台放送 事業部(平日11:00~16:00) TEL:022-268-2174

●11月1日(金) 15:00開演(14:15開場)
 軽井沢大賀ホール
 お問い合わせ/東京フィルチケットサービス(土日祝休10:00~18:00) TEL:03-5353-9522

●11月2日(土) 15:00開演(14:20開場)
 横浜みなとみらいホール 大ホール
 お問い合わせ/横浜みなとみらいホールチケットセンター TEL:045-682-2000

●11月5日(火) 19:00開演(18:15開場) ※完売
 サントリーホール 大ホール
 お問い合わせ/NEXUS E-mail:info@nexus.jpn.com

●12月3日(火) 19:00開演(18:15開場) ※完売
 札幌コンサートホールKitara 大ホール
 お問い合わせ/オフィス・ワン TEL:011-612-8696

●12月5日(木) 19:30開演
 台湾公演 國家音樂廳
 お問い合わせ/鵬博藝術股份有限公司 (02)2941-2155

●12月10日(火) 18:45開演(18:00開場)
 愛知県芸術劇場 コンサートホール
 お問い合わせ/東海テレビ放送 事業部(平日10:00~18:00) TEL:052-954-1107

●12月13日(金) 19:00開演(18:15開場)
 あきた芸術劇場ミルハス 大ホール
 お問い合わせ/秋田朝日放送事業部(平日9:00~17:30) TEL:018-888-1505

●12月16日(月) 18:30開演(17:30開場)
 フェスティバルホール
 お問い合わせ/キョードーインフォメーション(日祝休10:00~18:00) TEL:0570-200-888

●12月17日(火) 19:00開演(18:15開場)
 高知県立県民文化ホール オレンジホール
 お問い合わせ/さんさんテレビ(平日9:30-18:00) TEL:088-880-0033
出演 [ピアノ]反田恭平
プログラム ショパン: 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
ラヴェル:夜のガスパール
ムソルグスキー: 組曲《展覧会の絵》
詳細 詳細はこちらから

公演名 反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ コンサートツアー2025
日時・会場・お問い合わせ ●2025年2月21日(金)  19:00開演(18:00開場)
 倉敷市民会館
 お問い合わせ/岡山県音楽文化協会 TEL:086-224-6066

●2025年2月22日(土)  15:00開演(14:15開場)
 出雲市民会館
 お問い合わせ/公益財団法人出雲市芸術文化振興財団 TEL:0853-21-7580

●2025年2月23日(日)  14:00開演(13:15開場)
 島根県芸術文化センター「グラントワ」
 お問い合わせ/島根県芸術文化センター「グラントワ」 TEL:0856-31-1860

●2025年2月25日(火)  19:00開演(18:15開場)
 静岡市清水文化会館マリナート 大ホール
 お問い合わせ/静岡市清水文化会館マリナート TEL:054-353-8885

●2025年2月26日(水)  19:00開演(18:15開場)
 サントリーホール 大ホール
 お問い合わせ/クラシック事務局 TEL:0570-012-666

●2025年2月28日(金)  19:00開演 (18:15開場)
 仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール
 お問い合わせ/仙台放送 事業部 TEL:022-268-2174

●2025年3月1日(土)  15:00開演 (14:15開場)
 栃木県総合文化センター メインホール
 お問い合わせ/公益財団法人とちぎ未来づくり財団 文化振興課 TEL:028-643-1010

●2025年3月2日(日)  16:00開演 (15:00開場)
 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 お問い合わせ/NSTイベントインフォメーション TEL:025-249-8878

●2025年3月4日(火)  19:00開演(18:15開場)
 サントリーホール 大ホール
 お問い合わせ/クラシック事務局 TEL:0570-012-666

●2025年3月6日(木)  19:00開演(18:20開場)
 横浜みなとみらいホール 大ホール
 お問い合わせ/横浜みなとみらいホールチケットセンター TEL:045-682-2000

●2025年3月8日(土)  16:00開演(15:30開場)
 三重県総合文化会館 大ホール
 お問い合わせ/三重県総合文化センター 三重県文化会館 TEL:059-233-1122

●2025年3月9日(日)  15:00開演(14:15開場)
 奈良県橿原文化会館
 お問い合わせ/Japan National Orchestra 公式サイト
出演 [指揮・ピアノ]反田恭平
[管弦楽]Japan National Orchestra
プログラム 【プログラムA】
モーツァルト:交響曲第32番 ト長調 K.318
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271 《ジュノム》
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537 《戴冠式》
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》より〈序曲〉

【プログラムB】
モーツァルト:交響曲第32番 ト長調 K.318
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537 《戴冠式》
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 Op.90 《イタリア》
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》より〈序曲〉
詳細 詳細はこちらから

反田恭平(Kyohei Sorita)

2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにて、日本人では半世紀ぶりの第2位受賞、コンクールの模様はインターネット配信され、世界中のピアノファンの注目を集めた。
2012年第81回日本音楽コンクールにて第1位を獲得、合わせて野村賞、井口賞、河合賞、岩谷賞を受賞。以降は国内を中心に演奏活動を行う。
2016年1月にサントリーホールにて本格的なデビュー・リサイタルを開催、チケットが即完し大型アーティストの登場に大きな注目を集めた。2018年にはマネジメント会社「株式会社NEXUS」を立ち上げると同時に、同年代の実力派アーティストを迎え「MLMダブル・カルテット」を結成しプロデュース。
「MLMダブル・カルテット」は2021年に「Japan National Orchestra(JNO)」へと発展、株式会社化して奈良を拠点にアウトリーチ活動や、奈良の文化活動の発展に寄与している。全国ツアーでは各地完売が続き、日本一チケットが取れないと話題を集めている。
2019年にイープラスとの共同事業でレーベル「NOVA Record」を立ち上げ、NEXUS所属アーティストをはじめJNO、JNOメンバーのCDをリリース。2020年のコロナ禍ではいち早く有料のストリーミング配信を行い、2021年からは若手音楽家とファンを繋ぐコミュニケーションの場となる音楽サロン「Solistiade」を立ち上げ運営するなど、様々な角度からクラシック音楽ファンの拡大のための活動を精力的に行なっている。
2022年からは活動の拠点をウィーンへ移し、指揮の勉強と合わせてヨーロッパを中心にカナダ、アジア、オーストラリアと海外での演奏活動にも力を入れている。
トーンキュンストラー管弦楽団との共演で2020年にウィーン楽友協会デビュー、2024年にはザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団との共演で指揮者デビューを果たす。

これまでに共演したオーケストラ
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、ワルシャワフィルハーモニー管弦楽団、ロシアナショナル管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、RAI国立交響楽団、トーンキュンストラー管弦楽団、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、プラハ・フィルハーモニア管弦楽団、NHK交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団等、オーケストラとの共演は200回以上に及ぶ。

2024年5月フォーブス誌の「Forbes 30 Under 30 Asia – Class of 2024」に選出された。

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