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<8月14日 長野・八ヶ岳高原音楽堂> みなさまは八ヶ岳高原音楽堂をご存じだろうか。長野県の八ヶ岳(長野県南佐久郡南牧村)にあるリゾートホテル八ヶ岳高原ロッジが運営している音楽ホールで、1988年に開館、国内外のトップアーティストとともに時を刻んできた。リヒテルやアシュケナージ、スメタナ弦楽四重奏団も演奏したことがあるのだという。建設にあたってはリヒテルから「世界でも通用する建物を」というアドバイスがあったのだそうで、世界的な建築家・吉村順三が設計した。建築物としても美しく、「‘89年毎日芸術賞」「’89年東京クリエイション大賞環境賞」を受賞している。室内楽の演奏を想定して建築され、豊かな自然と音楽とが一体になれる稀有な場所だ。
八ヶ岳高原音楽堂で、夏休み真っただ中の8月14日(水)に予定されているコンサートをご紹介しよう。チェロの堤剛とピアノの伊藤恵、ヴァイオリンの荒井里桜、ベテランと若手によるピアノ三重奏のコンサートである。プログラムはベートーヴェンのピアノ三重奏に、ブラームスのチェロ・ソナタ、そしてチャイコフスキーの傑作《偉大な芸術家の思い出に》。
コンサートは15時開演。夏の高原の風吹く中、ベートーヴェン、ブラームスとプログラムが進み、チャイコフスキーに差し掛かるころには、西日が差し、夕方に向かう雰囲気を楽しみながら聴くことになるだろう。19世紀ロマンの残り香を黄昏とともに。ああ、なんたる贅沢であろうか。
<文・尾崎羽奈>
八ヶ岳高原音楽堂で、夏休み真っただ中の8月14日(水)に予定されているコンサートをご紹介しよう。チェロの堤剛とピアノの伊藤恵、ヴァイオリンの荒井里桜、ベテランと若手によるピアノ三重奏のコンサートである。プログラムはベートーヴェンのピアノ三重奏に、ブラームスのチェロ・ソナタ、そしてチャイコフスキーの傑作《偉大な芸術家の思い出に》。
コンサートは15時開演。夏の高原の風吹く中、ベートーヴェン、ブラームスとプログラムが進み、チャイコフスキーに差し掛かるころには、西日が差し、夕方に向かう雰囲気を楽しみながら聴くことになるだろう。19世紀ロマンの残り香を黄昏とともに。ああ、なんたる贅沢であろうか。
<文・尾崎羽奈>
公演名 | 堤 剛・伊藤 恵・荒井里桜 真夏の三重奏 |
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日時 | 8月14日(水) 15:00開演(14:30開場) |
会場 | 八ヶ岳高原音楽堂 |
出演 | [チェロ]堤剛 [ピアノ]伊藤恵 [ヴァイオリン]荒井里桜 |
プログラム | ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調《街の歌》 Op.11 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38 チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調《偉大な芸術家の思い出に》 Op.50 |
チケット | 10,000円(座席位置はコンサート当日受付にて抽選) ※コンサートチケット付き宿泊プランあり |
お問い合わせ | 八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131(9:00~19:00) |