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<4月21日 岐阜・OKBふれあい会館> 1994年、岐阜市に開場したサラマンカホールの名前は、スペインのサラマンカ市に由来する。同市の中心部に位置する大聖堂の、ルネサンス期に作られたオルガンの修復を、岐阜県白川町のパイプオルガン建造家・辻宏氏が申し出て、県の協力のもとよみがえらせた。そして6年後、辻氏は大聖堂のオルガンの特徴を取り入れた作品を同ホールのために建造。日本とスペインの友好の証しとして、サラマンカホールと名付けられた。
同ホールは主催公演をはじめ、多岐に渡る音楽文化の普及活動を行っている。「オトナの課外授業」シリーズも、その一つだ。2024年度(前期)は8月3日(土)まで、全6シリーズにわたって開催される。演奏家、作曲家、指揮者から音響の専門家まで、音楽に関わるあらゆる人たちを講師に招き、さまざまな角度から音楽の魅力を伝えてくれる。
まずシリーズ1のテーマは、今年没後120年を迎えるドヴォルザーク。交響曲第9番《新世界より》第2楽章の主題は、《家路》として誰もの耳になじみがあるだろう。この偉大なメロディーメーカーの秘密を解き明かしてくれるのは、指揮者の下野達也。自らドヴォルザークが大好きと語る下野は、レクチャーコンサートで「指揮もできるMC・下野です」と名乗るほどの、おしゃべりの達人でもある。そんな彼が実際の演奏も交えて、どんな講義を聴かせてくれるのか?
またシリーズ3では、サラマンカホールの音響設計を手掛けた小口恵司氏が、良いホールの音響について解説。シリーズ5では作曲家・三輪眞弘氏と音楽学者・岡田暁生氏を招き、両氏の対談で三輪氏の音楽創作の秘密に迫る。チケットはワンコイン。ファンはもとより、クラシック音楽の入門編としても最適のイベントといえるだろう。
また、関連公演も開催されるのでこちらも要チェックだ。
<文・小出和明>
同ホールは主催公演をはじめ、多岐に渡る音楽文化の普及活動を行っている。「オトナの課外授業」シリーズも、その一つだ。2024年度(前期)は8月3日(土)まで、全6シリーズにわたって開催される。演奏家、作曲家、指揮者から音響の専門家まで、音楽に関わるあらゆる人たちを講師に招き、さまざまな角度から音楽の魅力を伝えてくれる。
まずシリーズ1のテーマは、今年没後120年を迎えるドヴォルザーク。交響曲第9番《新世界より》第2楽章の主題は、《家路》として誰もの耳になじみがあるだろう。この偉大なメロディーメーカーの秘密を解き明かしてくれるのは、指揮者の下野達也。自らドヴォルザークが大好きと語る下野は、レクチャーコンサートで「指揮もできるMC・下野です」と名乗るほどの、おしゃべりの達人でもある。そんな彼が実際の演奏も交えて、どんな講義を聴かせてくれるのか?
またシリーズ3では、サラマンカホールの音響設計を手掛けた小口恵司氏が、良いホールの音響について解説。シリーズ5では作曲家・三輪眞弘氏と音楽学者・岡田暁生氏を招き、両氏の対談で三輪氏の音楽創作の秘密に迫る。チケットはワンコイン。ファンはもとより、クラシック音楽の入門編としても最適のイベントといえるだろう。
また、関連公演も開催されるのでこちらも要チェックだ。
<文・小出和明>
公演名 | オトナの課外授業2024 シリーズ1 下野竜也のドヴォルザーク大好き! OKBふれあい会館 文化講座 |
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日時 | 4月21日(日) 14:00開演(13:30開場) |
会場 | OKBふれあい会館14階 展望レセプションルーム |
出演 | [講師]下野竜也(指揮者) |
チケット | 全席自由:500円 ※完売 |
お問い合わせ | サラマンカホールチケットセンター TEL:058-277-1110 |