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<4月29日 愛知・宗次ホール> 確かな実力で日本のクラシック・サクソフォン界を牽引する上野耕平。2023年には5枚目のアルバム「Eau Rouge」(オー・ルージュ)が発売された。宗次ホールでの「上野耕平 サクソフォン・リサイタル」は、同アルバムに収録された作品を実際に聴くことができる。
曲目はどれも20世紀のフランス人作曲家たちによる作品。定番曲であり陽気な曲調のミヨーの《スカラムーシュ》から、デュボワの《ディベルティスマン》、デザンクロの《プレリュード、カデンツァとフィナーレ》などサクソフォンの技巧をたっぷりと堪能できるプログラムになっている。細かいパッセージや、時に朗々と、時に怪しげに歌う超絶技巧的な作品も多いなか、どこか余裕があるような上野の演奏を当日も期待したい。
この演奏会の基となるアルバムタイトルの「Eau Rouge」とは、ベルギーのF1サーキット「スパ・フランコルシャン」の有名な難所である。以前、上野はインタビューにて「今回のアルバムの演奏では、F1ドライバーがオー・ルージュをアクセル全開で駆け上がっていくように、今を生きるサクソフォン奏者として、自分自身の持つエネルギーでこの楽器の未来や作品たちの未来を背負って、アクセル全開で登っていく。そんな願いを込めて、このタイトルをつけました」と語っている。
超絶技巧を要する難曲ぞろいでありながら、上野の熱演によって誰もが楽しめる演奏会になるだろう。ぜひお楽しみに。
<文・山下実紗>
★ららら♪クラブでの上野耕平インタビューはこちらから
曲目はどれも20世紀のフランス人作曲家たちによる作品。定番曲であり陽気な曲調のミヨーの《スカラムーシュ》から、デュボワの《ディベルティスマン》、デザンクロの《プレリュード、カデンツァとフィナーレ》などサクソフォンの技巧をたっぷりと堪能できるプログラムになっている。細かいパッセージや、時に朗々と、時に怪しげに歌う超絶技巧的な作品も多いなか、どこか余裕があるような上野の演奏を当日も期待したい。
この演奏会の基となるアルバムタイトルの「Eau Rouge」とは、ベルギーのF1サーキット「スパ・フランコルシャン」の有名な難所である。以前、上野はインタビューにて「今回のアルバムの演奏では、F1ドライバーがオー・ルージュをアクセル全開で駆け上がっていくように、今を生きるサクソフォン奏者として、自分自身の持つエネルギーでこの楽器の未来や作品たちの未来を背負って、アクセル全開で登っていく。そんな願いを込めて、このタイトルをつけました」と語っている。
超絶技巧を要する難曲ぞろいでありながら、上野の熱演によって誰もが楽しめる演奏会になるだろう。ぜひお楽しみに。
<文・山下実紗>
★ららら♪クラブでの上野耕平インタビューはこちらから
公演名 | 上野耕平 サクソフォン・リサイタル |
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日時 | 4月29日(月・祝) 14:00開演(13:30開場) |
会場 | 宗次ホール |
出演 | [サクソフォン]上野耕平 [ピアノ]高橋優介 |
プログラム | ミヨー:スカラムーシュ デュボワ:ディヴェルティスマン プラネル:プレリュードとサルタレロ ボノー:ワルツ形式によるカプリス デザンクロ:プレリュード、カデンツァとフィナーレ |
チケット | 全席指定:一般4,000円 学生2,400円 |
お問い合わせ | 宗次ホールチケットセンター TEL:052-265-1718 |