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<4月27日 岐阜・サラマンカホール> 2018年に行われた「第16回エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクール」で優勝および聴衆賞を受賞、ほかにもさまざまなコンクールで優勝を飾ってきた髙木竜馬のピアノ・リサイタルが岐阜市、サラマンカホールで開催される。実力派ピアニスト、髙木の演奏と彼が考えた独創的なプログラムが堪能できる、ぜひ足を運びたい演奏会だ。
第1楽章の柔らかな旋律と第3楽章の〈トルコ行進曲〉が有名な、モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番からリサイタルは始まる。この第1楽章が変奏曲形式であるように、今回のリサイタルで演奏される作品の共通点は「変奏曲」だ。それぞれの楽曲の美しい旋律がどのように変化し、どこへたどり着くのか、演奏を耳で追うのが楽しい作品たちである。
後半はシューマンの傑作《謝肉祭》をメインに、グリーグの抒情小曲集 第5集より〈夜想曲〉や、有名なドビュッシーの〈月の光〉が楽しめる。「エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクール」覇者の髙木によるグリーグの〈夜想曲〉は必聴だろう。
実は、このリサイタルが行われる3日前の4月24日(水)に彼のデビューアルバム「Metamorphose」が発売され、リサイタルで披露する曲も収録されている。アルバムを聴いてリサイタルを楽しみに待ちたい。変化を表現する髙木竜馬のピアノ・リサイタル、お聴き逃しなく。
<文・山下実紗>
第1楽章の柔らかな旋律と第3楽章の〈トルコ行進曲〉が有名な、モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番からリサイタルは始まる。この第1楽章が変奏曲形式であるように、今回のリサイタルで演奏される作品の共通点は「変奏曲」だ。それぞれの楽曲の美しい旋律がどのように変化し、どこへたどり着くのか、演奏を耳で追うのが楽しい作品たちである。
後半はシューマンの傑作《謝肉祭》をメインに、グリーグの抒情小曲集 第5集より〈夜想曲〉や、有名なドビュッシーの〈月の光〉が楽しめる。「エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクール」覇者の髙木によるグリーグの〈夜想曲〉は必聴だろう。
実は、このリサイタルが行われる3日前の4月24日(水)に彼のデビューアルバム「Metamorphose」が発売され、リサイタルで披露する曲も収録されている。アルバムを聴いてリサイタルを楽しみに待ちたい。変化を表現する髙木竜馬のピアノ・リサイタル、お聴き逃しなく。
<文・山下実紗>
公演名 | 髙木竜馬 ピアノリサイタル2024 |
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日時 | 4月27日(土) 14:00開演(13:15開場) |
会場 | サラマンカホール |
出演 | [ピアノ]髙木竜馬 |
プログラム | モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調《トルコ行進曲付き》K.331 ラフマニノフ:《幻想的小品集》より 前奏曲〈鐘〉嬰ハ短調 Op.3-2 ラフマニノフ=江口玲:《パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43》より 第18変奏曲 変ニ長調 チャイコフスキー:《6つの小品》より〈主題と変奏〉ヘ長調 Op.19-6 グリーグ:《抒情小曲集 第5集》より〈夜想曲〉ハ長調 Op.54-4 ドビュッシー:《ベルガマスク組曲》より〈月の光〉 シューマン:謝肉祭 |
チケット | 全席指定:4,000円 |
お問い合わせ | raconteコンサート事務局 TEL:080-7437-6945 |