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<2月22日 石川県立音楽堂> 能狂言の新たな地平を切り開き続ける野村萬斎が、和洋の音楽と表現を融合させた“日本文化の新たな舞台”に挑戦する。
野村萬斎は同音楽堂邦楽監督に就任した直後の2022年10月、同音楽堂のレジデントオーケストラである「オーケストラ・アンサンブル金沢」とともに《MANSAI ボレロ》を披露した。萬斎が2011年に世田谷パブリックシアターで初演して以降、各所で好評を博しているプログラムで、ラヴェルの傑作である舞踊音楽《ボレロ》と、日本の伝統芸能である舞の『三番叟』を軸とする狂言の発想と技法とが結晶した独舞は、大きな反響を持って迎えられた。
それに続く第2弾として取り上げるのは、ファリャのバレエ音楽《恋は魔術師》。スペイン・アンダルシアの伝統音楽と日本の能狂言・舞踊の組み合わせに挑む。中村壱太郎演じるジプシー女“カンデーラ”が、萬斎扮する亡き夫の“亡霊”につきまとわれることで物語が展開する筋書き。松井慶太の指揮に、メゾソプラノ秋本悠希、箏のLEOが声と音をあわせ、さらには万作の会の群舞も絡みあうというのだから、壮大な“恋の絵巻”が繰り広げられそうだ。
それに先立つ第1部では、箏の可能性を追い求めてクラシックや現代音楽への挑戦を繰り広げ、「題名のない音楽会」などのメディアにも度々出演しているLEOが、藤倉大に委嘱した《箏協奏曲》でアンサンブル金沢と共演する。LEOの「今の時代にあった現代邦楽をどんどん開拓したい」との思いにこたえて、藤倉が箏という楽器の可能性を追求するとともに、新たな技法や表現に貪欲に取り組むLEOの技量をさらに広げる協奏曲だ。箏が主役となる協奏曲は、まだ多くはない。和洋の音が織りなす挑戦も、ぜひお聴き逃しなく!
<文・小畑智恵>
野村萬斎は同音楽堂邦楽監督に就任した直後の2022年10月、同音楽堂のレジデントオーケストラである「オーケストラ・アンサンブル金沢」とともに《MANSAI ボレロ》を披露した。萬斎が2011年に世田谷パブリックシアターで初演して以降、各所で好評を博しているプログラムで、ラヴェルの傑作である舞踊音楽《ボレロ》と、日本の伝統芸能である舞の『三番叟』を軸とする狂言の発想と技法とが結晶した独舞は、大きな反響を持って迎えられた。
それに続く第2弾として取り上げるのは、ファリャのバレエ音楽《恋は魔術師》。スペイン・アンダルシアの伝統音楽と日本の能狂言・舞踊の組み合わせに挑む。中村壱太郎演じるジプシー女“カンデーラ”が、萬斎扮する亡き夫の“亡霊”につきまとわれることで物語が展開する筋書き。松井慶太の指揮に、メゾソプラノ秋本悠希、箏のLEOが声と音をあわせ、さらには万作の会の群舞も絡みあうというのだから、壮大な“恋の絵巻”が繰り広げられそうだ。
それに先立つ第1部では、箏の可能性を追い求めてクラシックや現代音楽への挑戦を繰り広げ、「題名のない音楽会」などのメディアにも度々出演しているLEOが、藤倉大に委嘱した《箏協奏曲》でアンサンブル金沢と共演する。LEOの「今の時代にあった現代邦楽をどんどん開拓したい」との思いにこたえて、藤倉が箏という楽器の可能性を追求するとともに、新たな技法や表現に貪欲に取り組むLEOの技量をさらに広げる協奏曲だ。箏が主役となる協奏曲は、まだ多くはない。和洋の音が織りなす挑戦も、ぜひお聴き逃しなく!
<文・小畑智恵>
公演名 | MANSAI CREATION BOX 萬斎のおもちゃ箱 Vol.2 ファリャ「恋は魔術師」 |
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日時 | 2月22日(木) 19:00開演(18:15開場) |
会場 | 石川県立音楽堂 コンサートホール |
出演 | [演出・出演]野村萬斎 [女・カンデーラ]中村壱太郎 [メゾソプラノ]秋本悠希 [男・カルメーロ]野村裕基 [ジプシー女]吾妻春瑞 [指揮]松井慶太 [箏]LEO |
プログラム | 【第1部】 トーク~萬斎のおもちゃ箱への誘い 藤倉大:箏協奏曲 【第2部】 ファリャ:バレエ音楽《恋は魔術師》 |
チケット | 全席指定:SS席7,000円 S席6,000円 A席4,000円 B席2,500円 |
お問い合わせ | 石川県立音楽堂チケットボックス TEL:076-232-8632(10:00〜18:00) |