「ミュージック・シェアリング」は、ヴァイオリニストの五嶋みどりが1992年に設立以来、社会的に立場の弱い人々に“本物の音楽”を届けている認定NPO法人である。毎年6月には、五嶋みどりが若手演奏家とともに日本全国の小学校、特別支援学校、病院、高齢者施設などを訪問し、生の演奏を届ける活動を実施しており、同年12月には、同様の活動をアジア開発途上地域で実施してきた。

2024年の春の訪問プログラムは、全国10都道府県 18施設にて約1,500人の参加者を予定しており、五嶋みどりと、世界中からオーディションにて選出された若手演奏家3名で結成されるICEP（International Community Engagement Program）カルテットが各地で演奏を披露する。

また、6月15日(土) には大阪、6月18日(火) は東京にて、ICEPカルテットによる「第15回　ICEPラオス／日本　活動報告コンサート2024」が開催。さらに大阪では、ミュージック・シェアリングが派遣するサポーティング・アーティストから演奏指導を受けている特別支援学校の子どもたちも出演する「ミュージック・シェアリング　フェスティバル」が6月22日(土) に行われる。
＜文・らららクラブ編集部＞