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<4月7日 佐賀市文化会館> 2004年に第73回日本音楽コンクール第1位(併せて増沢賞、井口賞、野村賞、河合賞、聴衆賞を受賞)を獲得してピアノ界にその名を轟かせた外山啓介。2007年には初のCD『CHOPIN:HEROIC』をリリースし、サントリーホールをはじめ日本全国で行われたデビュー・リサイタルはチケットが完売。毎年全国規模のリサイタル・ツアーを行い、またNHK交響楽団をはじめとする国内各地のオーケストラとも共演して、繊細で色彩豊かな演奏で日本のピアノ・ファンを魅了し続けている。
本公演では、フランスの音楽史を彩ってきたラモー、ショパン、ドビュッシー、ラヴェルに焦点を当てる。古典派音楽の様式と中世の旋法を融合したラヴェルの《古風なメヌエット》に始まり、ドビュッシーの《映像第1集》よりオルガン風の響きが印象的な〈ラモーを讃えて〉に続いて演奏されるのは、ラモーの《新クラヴサン組曲第1番》。クラヴサン(チェンバロ)のための作品だが、ピアノでの演奏も多く、鍵盤音楽における重要なレパートリーとなっている。
プログラム後半は、ポーランド出身ながらフランスで活躍したショパンの作品が並ぶ。ワルツ第9番《告別》、ワルツ第6番《小犬》、スケルツォ第2番、ノクターン第14番、そして大トリには《アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ》と、ショパン好きにはたまらない選曲だ。春の日のひととき、フランス鍵盤音楽の歴史に思いを馳せるまたとない機会となろう。
<文・加藤新平>
本公演では、フランスの音楽史を彩ってきたラモー、ショパン、ドビュッシー、ラヴェルに焦点を当てる。古典派音楽の様式と中世の旋法を融合したラヴェルの《古風なメヌエット》に始まり、ドビュッシーの《映像第1集》よりオルガン風の響きが印象的な〈ラモーを讃えて〉に続いて演奏されるのは、ラモーの《新クラヴサン組曲第1番》。クラヴサン(チェンバロ)のための作品だが、ピアノでの演奏も多く、鍵盤音楽における重要なレパートリーとなっている。
プログラム後半は、ポーランド出身ながらフランスで活躍したショパンの作品が並ぶ。ワルツ第9番《告別》、ワルツ第6番《小犬》、スケルツォ第2番、ノクターン第14番、そして大トリには《アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ》と、ショパン好きにはたまらない選曲だ。春の日のひととき、フランス鍵盤音楽の歴史に思いを馳せるまたとない機会となろう。
<文・加藤新平>
★ららら♪クラブでの外山啓介さんのインタビューはこちらから★
公演名 | 外山 啓介 ピアノリサイタル |
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日時 | 4月7日(日) 14:00開演(13:30開場) |
会場 | 佐賀市文化会館 中ホール |
出演 | [ピアノ]外山啓介 |
プログラム | ラヴェル:古風なメヌエット ドビュッシー:《映像 第1集》より〈ラモーを讃えて〉 ラモー:新クラヴサン組曲第1番 (全曲) ショパン:ワルツ第9番《告別》 変イ長調 Op.69-1、ワルツ第6番《小犬》 変ニ長調 Op.64-1、スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31、ノクターン第14番 嬰ヘ短調 Op.48-2、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 |
チケット | 全席指定:5,500円 |
お問い合わせ | RO♪ONクラシックの会 TEL:0952-26-2361(平日10:00~19:00) |