＜3月9日　福岡シンフォニーホール　ほか＞　ディズニー映画の音楽といえば、その幅広さが最大の特徴だ。クラシック、ミュージカル、ロック、ゴスペル……アメリカという国の多様性を反映したかのように、その音楽もまたバラエティに富んでいる。
　そんなディズニー映画の音楽から、ジャズやラテンなどの音楽にフォーカスしたビッグバンド・プロジェクトが「ディズニー・ワールド・ビート」だ。『わんわん物語』『アラジン』『モアナと伝説の海』など、懐かしの名作から近年の大ヒット作に至るまで、さまざまな作品を彩ってきた名曲をビッグバンド・アレンジで披露する。
　バンドリーダー＆音楽監督を務めるのは、ブラッド・ケリー。2001年には東京ディズニーシーのオープニングでオーケストラを指揮し、数々のショー音楽などに携わってきた。さらに長年「ディズニー・オン・クラシック」の屋台骨を支えるなど、ディズニーの多数のプロジェクトに参加してきた、ディズニーの音楽を支える「職人」ともいうべき指揮者兼作編曲家だ。
　2月下旬から日本全国を回るツアーには、LAから本公演のために来日する選りすぐりの歌手4名が参加。さらに3月13日（水）のKT Zepp Yokohama公演、3月14日（木）のZepp Nagoya公演には、『アナと雪の女王』日本語版主題歌《レット・イット・ゴー》を担当した歌手のMay J.がゲスト出演予定！ ディズニー・ファンのみなさま、チケット購入はお早めに……！

＜文・加藤新平＞