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<1月27日 福岡・北九州市立響ホール> 毎回興味深いプログラムと一流の演奏家のパフォーマンスを堪能できる「響ホールリサイタルシリーズ」。今回はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスターを務め、世界中で活躍するヴァイオリニストの樫本大進と、名だたる演奏家たちと共演してきた室内楽のエキスパートであるピアニスト、エリック・ル・サージュがデュオで登場する。シューマンとブラームスのヴァイオリン・ソナタと作曲家の交友関係を垣間見ることができる魅力的なデュオリサイタルだ。
2023年2月、樫本&ル・サージュは「シューマン&ブラームス 全曲ヴァイオリン・ソナタ・チクルスvol.1」と銘打って、ふたりのヴァイオリン・ソナタを披露した。今回はその続編に当たり、前回演奏されなかったヴァイオリン・ソナタが楽しめる。軽やかで美しい冒頭旋律のブラームスの《ヴァイオリン・ソナタ第1番》、そしてシューマンの《ヴァイオリン・ソナタ第2番》は、はつらつさも繊細さも持ち合わせた人気曲だ。
また、《F. A. E. ソナタ》はシューマン、ブラームスとその友人ディートリヒの3人による共作。さらに3人の友人のヴァイオリニスト、ヨアヒムに献呈されたこの作品は、音楽家たちの友情を象徴している。そして19世紀の名ピアニストとして知られていたクララ・シューマンの《3つのロマンス》もヨアヒムに献呈された大変美しい作品だ。
ドイツを拠点に活躍する樫本とドイツの作曲家の音楽が得意なル・サージュという現代屈指の演奏家が繰り広げる極上の演奏で、19世紀ドイツロマン派の音楽と作曲家たちの友情を追体験していただきたい。
<文・山下実紗>
2023年2月、樫本&ル・サージュは「シューマン&ブラームス 全曲ヴァイオリン・ソナタ・チクルスvol.1」と銘打って、ふたりのヴァイオリン・ソナタを披露した。今回はその続編に当たり、前回演奏されなかったヴァイオリン・ソナタが楽しめる。軽やかで美しい冒頭旋律のブラームスの《ヴァイオリン・ソナタ第1番》、そしてシューマンの《ヴァイオリン・ソナタ第2番》は、はつらつさも繊細さも持ち合わせた人気曲だ。
また、《F. A. E. ソナタ》はシューマン、ブラームスとその友人ディートリヒの3人による共作。さらに3人の友人のヴァイオリニスト、ヨアヒムに献呈されたこの作品は、音楽家たちの友情を象徴している。そして19世紀の名ピアニストとして知られていたクララ・シューマンの《3つのロマンス》もヨアヒムに献呈された大変美しい作品だ。
ドイツを拠点に活躍する樫本とドイツの作曲家の音楽が得意なル・サージュという現代屈指の演奏家が繰り広げる極上の演奏で、19世紀ドイツロマン派の音楽と作曲家たちの友情を追体験していただきたい。
<文・山下実紗>
公演名 | 樫本大進[ヴァイオリン]&エリック・ル・サージュ[ピアノ] 響ホールリサイタルシリーズ |
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日時 | 1月27日(土) 15:00開演(14:00開場) |
会場 | 北九州市立響ホール |
プログラム | ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Op.78《雨の歌》 ブラームス、ディートリッヒ、シューマン:F.A.E.ソナタ クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Op.121 |
チケット | 全席指定(前売):S席5,000円 A席4,000円 25歳以下(A席)2,000円 ※当日各500円増 |
お問い合わせ | 響ホール音楽事業課 TEL:093-663-6661 |