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<11月23日 山口・下関市民会館> アルゼンチン・タンゴの伴奏楽器としては欠かせないもので、近年ではジャンルの枠組みを超えて広く人気を博している楽器、それがバンドネオンだ。演奏至難な楽器のひとつにも数えられるバンドネオンのトップ・プレーヤーとして活躍する日本人がいる。彼の名は、三浦一馬。
2006年に別府アルゲリッチ音楽祭において、バンドネオンの世界的権威ネストル・マルコーニと出会い、彼に弟子入りするべく、自作のCDの売り上げで渡航費を捻出してアルゼンチンに渡った彼は、2008年10月に第33回アストル・ピアソラ国際コンクールで日本人初、史上最年少での準優勝を果たした。2011年には別府アルゲリッチ音楽祭にてマルタ・アルゲリッチやユーリー・バシュメットらと共演したほか、2014年には出光音楽賞を受賞するなど、日本を代表する、そして世界で活躍するバンドネオン奏者として走り続けている。
本公演では、ギタリストの大萩康司とともに、ドビュッシーの《亜麻色の髪の乙女》やバルトークの《ルーマニア民俗舞曲》から、ピアソラの傑作《リベルタンゴ》《オブリヴィオン》まで、魅力に富んださまざまな名曲を披露する。
バンドネオンになじみのある人も、そうでない人も、楽しめること間違いなしの公演だ。下関の秋に、情熱の風が吹く。
<文・住吉亜蘭>
2006年に別府アルゲリッチ音楽祭において、バンドネオンの世界的権威ネストル・マルコーニと出会い、彼に弟子入りするべく、自作のCDの売り上げで渡航費を捻出してアルゼンチンに渡った彼は、2008年10月に第33回アストル・ピアソラ国際コンクールで日本人初、史上最年少での準優勝を果たした。2011年には別府アルゲリッチ音楽祭にてマルタ・アルゲリッチやユーリー・バシュメットらと共演したほか、2014年には出光音楽賞を受賞するなど、日本を代表する、そして世界で活躍するバンドネオン奏者として走り続けている。
本公演では、ギタリストの大萩康司とともに、ドビュッシーの《亜麻色の髪の乙女》やバルトークの《ルーマニア民俗舞曲》から、ピアソラの傑作《リベルタンゴ》《オブリヴィオン》まで、魅力に富んださまざまな名曲を披露する。
バンドネオンになじみのある人も、そうでない人も、楽しめること間違いなしの公演だ。下関の秋に、情熱の風が吹く。
<文・住吉亜蘭>
公演名 | 三浦一馬 バンドネオン・コンサート 下関市文化振興財団25周年記念 三井住友海上文化財団 ときめくひととき 第1001回 |
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日時 | 11月23日(木) 14:00(開場13:15) |
会場 | 下関市民会館 大ホール |
出演 | [バンドネオン]三浦一馬 [ギター]大萩康司 |
プログラム | ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 ピアソラ:オブリヴィオン、リベルタンゴ ほか |
チケット | 全席自由:1,200円 大学生以下無料 |
お問い合わせ | (公財)下関市文化振興財団 TEL:083-231-6401 |
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