<8月17日~30日 群馬・草津音楽の森国際コンサートホール ほか> 日本三大温泉のひとつに数えられる群馬県草津温泉。冬はスキー、夏は高原のリゾートとして人気の地で、今年も恒例の音楽祭が催される。1980年に始まった、日本の演奏家育成とコンサートイベントの草分け、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルだ。
第1回の「ヨハン・セバスティアン・バッハの音楽」以来、毎年テーマに沿ったプログラムを組んできた。今年のテーマは「モーツァルト-愛され続ける天才」。聴衆に喜びをもたらしたハイドン、畏敬をもって称えられたベートーヴェンと並ぶ古典派の代表・モーツァルトは「愛され続けている作曲家」と位置付けられるだろう。
会期中は毎日、計16回のコンサートが催され、モーツァルト自身の作品に加え、後世の多くの音楽家によって彼に捧げられたオマージュ作品も取り上げている。シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン)、アントニー・シピリ(ピアノ)、エンリコ・ブロンツィ(チェロ)、カール=ハインツ・シュッツ(フルート)ほか、豪華な演奏家陣を招き、飯森範親指揮の群馬交響楽団が彼らを支える。
中には18歳以下無料、19歳以上500円(要事前予約)の「子どものためのコンサート」、音楽祭と同時に開催されるマスタークラスから選抜された受講生による「スチューデント・コンサート」(入場無料)といった気軽なプログラムも。
爽やかな高原で音楽と温泉に浸り、家族そろって楽しめる催しだ。
<文・小出和明>
第1回の「ヨハン・セバスティアン・バッハの音楽」以来、毎年テーマに沿ったプログラムを組んできた。今年のテーマは「モーツァルト-愛され続ける天才」。聴衆に喜びをもたらしたハイドン、畏敬をもって称えられたベートーヴェンと並ぶ古典派の代表・モーツァルトは「愛され続けている作曲家」と位置付けられるだろう。
会期中は毎日、計16回のコンサートが催され、モーツァルト自身の作品に加え、後世の多くの音楽家によって彼に捧げられたオマージュ作品も取り上げている。シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン)、アントニー・シピリ(ピアノ)、エンリコ・ブロンツィ(チェロ)、カール=ハインツ・シュッツ(フルート)ほか、豪華な演奏家陣を招き、飯森範親指揮の群馬交響楽団が彼らを支える。
中には18歳以下無料、19歳以上500円(要事前予約)の「子どものためのコンサート」、音楽祭と同時に開催されるマスタークラスから選抜された受講生による「スチューデント・コンサート」(入場無料)といった気軽なプログラムも。
爽やかな高原で音楽と温泉に浸り、家族そろって楽しめる催しだ。
<文・小出和明>
公演名 | 第44回 草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル |
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日程 | 8月17日(土)~8月30日(金) |
会場 | 草津音楽の森国際コンサートホール ほか草津町内各所 |
タイムテーブル | こちらから |
お問い合わせ | 草津夏期国際音楽アカデミー事務局 TEL:03-5790-5561 |