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<2024年1月7日 高知・しまんとぴあ> 1990年に発足した東京ニューシティ管弦楽団が昨年、パシフィックフィルハーモニア東京と名称を改めた。音楽監督には近年円熟味を増す飯森範親を迎えて、新たな展開を見せている。もともと地域活動やワークショップの開催など、クラシックの普及に積極的な団体だが、2023シーズンには文化庁が主催する芸術需要回復・地域活性化事業「オーケストラ・キャラバン」にも参加して日本各地を巡った。2024年最初の演奏会は、その一環として高知県四万十市で開催する。
プログラムはオール・チャイコフスキー。歌劇《エフゲニー・オネーギン》第3幕のポロネーズで始まり、《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調》、《交響曲第5番 ホ短調》 と続く。華やかな小品、甘美な協奏曲、ドラマティックな交響曲という、バランスの取れた構成だ。ファンはもとより、入門者にも楽しめるだろう。
指揮は、このところ存在感を増しつつある中堅指揮者の中でも、トップランナーに位置する田中祐子。国内外の一流オーケストラに招かれ、テレビ・ラジオなどメディア出演の機会も多いが、演奏会のほかにオペラでも実績を重ねている実力派だ。
ソリストは若手の注目株、髙木凜々子。2017年には7月に万里の長城杯国際音楽祭、9月にシュロモ・ミンツ国際、11月にはバルトーク国際の各コンクールでそれぞれ第1位、第3位、第2位と特別賞を受賞するという快挙を成し遂げた。
中堅と若手、ふたりの音楽家がどんな音楽を紡ぎ出してくれるのか期待が高まる。
<文・小出和明>
プログラムはオール・チャイコフスキー。歌劇《エフゲニー・オネーギン》第3幕のポロネーズで始まり、《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調》、《交響曲第5番 ホ短調》 と続く。華やかな小品、甘美な協奏曲、ドラマティックな交響曲という、バランスの取れた構成だ。ファンはもとより、入門者にも楽しめるだろう。
指揮は、このところ存在感を増しつつある中堅指揮者の中でも、トップランナーに位置する田中祐子。国内外の一流オーケストラに招かれ、テレビ・ラジオなどメディア出演の機会も多いが、演奏会のほかにオペラでも実績を重ねている実力派だ。
ソリストは若手の注目株、髙木凜々子。2017年には7月に万里の長城杯国際音楽祭、9月にシュロモ・ミンツ国際、11月にはバルトーク国際の各コンクールでそれぞれ第1位、第3位、第2位と特別賞を受賞するという快挙を成し遂げた。
中堅と若手、ふたりの音楽家がどんな音楽を紡ぎ出してくれるのか期待が高まる。
<文・小出和明>
公演名 | パシフィックフィルハーモニア東京 四万十公演〈オーケストラ・キャラバン~オーケストラと心に響くひとときを〉 |
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日時 | 2024年1月7日(日) 14:00開演(13:30開場) |
会場 | しまんとぴあ しまんとホール |
出演 | 指揮:田中祐子 ヴァイオリン:髙木凜々子 管弦楽:パシフィックフィルハーモニア東京 |
プログラム | 【オール・チャイコフスキー・プログラム】 歌劇《エフゲニー・オネーギン》より〈第3幕 ポロネーズ〉 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 交響曲第5番 ホ短調 Op.64 |
チケット | 全席指定:一般3,000円 高校生以下1,000円 ※当日券は500円増 |
お問い合わせ | パシフィックフィルハーモニア東京 チケットデスク TEL:03-6206-7356(平日10:00~18:00) |
主催:公益社団法人日本オーケストラ連盟、一般社団法人パシフィックフィルハーモニア東京
助成:文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2))独立行政法人日本芸術文化振興会
助成:文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2))独立行政法人日本芸術文化振興会