
<12月4日 福岡シンフォニーホール> 18歳で単身ウィーンに留学し、22歳でスイスのベルン歌劇場において日本人初、同劇場の史上最年少でのソリスト・デビューを果たした田中彩子は、2012年よりオーストリア政府公認オペラツアー《魔笛》の夜の女王役を務めるなど、ヨーロッパを中心に活躍を続けている。2014年に日本デビューを果たして以来、MBS「情熱大陸」やNHK「ザ・ヒューマン」などメディア出演も数多くこなしており、お茶の間で彼女の歌声を聴いたオペラ・ファンも多いことだろう。
2017年にウィーン国立歌劇場においてライマン作曲《メデア》のへロルド役でデビューを飾り好評を博した藤木大地は、日本を代表するカウンターテナーだ。2012年に第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにおいてオーストリア代表としてファイナリストとなりハンス・ガボア賞を受賞し、第81回日本音楽コンクールでカウンターテナー史上初の優勝に輝いて以来、日本を代表するカウンターテナー歌手として人気を博している。
本公演は、ヨーロッパのオペラハウスでデビューを果たしたふたりの夢の共演。コロラトゥーラ・ソプラノとカウンターテナーという、最も高い声域の歌手の共演はきわめて珍しい。澄み渡る高音同士の透き通ったハーモニーに大いに期待したい。ヘンデルの《メサイア》より〈主はその群れを養いたまわん〉やアンドリュー・ロイド=ウェバーの《ピエ・イエス》といったクラシック音楽の名曲から、武満徹の《小さな空》、そして村井邦彦の《翼をください》といった、音楽の教科書にも載っている懐かしの一曲まで、幅広いプログラムでわたしたちを大いに楽しませてくれることだろう。
<文・加藤新平>
| 公演名 | 田中彩子×藤木大地 デュオ・リサイタル |
|---|---|
| 日時 | 12月4日(金) 18:30開演(18:00開場) |
| 会場 | 福岡シンフォニーホール(アクロス福岡) |
| 出演 |
[コロラトゥーラ・ソプラノ]田中彩子 [カウンターテナー]藤木大地 [ピアノ]佐藤卓史 |
| プログラム |
ヘンデル:《メサイア》HWV56より〈主はその群れを養いたまわん〉 アダン:きらきら星変奏曲(《ああ、お母さん聞いて》による12の変奏曲) フォーレ:月の光 ドビュッシー:月の光 ロイド=ウェバー:ピエ・イエス アダン:オー・ホーリー・ナイト(O Holy Night) 武満徹:小さな空 村井邦彦:翼をください ショーソン:《2つの二重唱》Op.11より第1曲〈夜〉第2曲〈目覚め〉 ほか |
| チケット | 全席指定:6,800円 |
| お問い合わせ |
エムアンドエム TEL:092-751-8257 |















