
圧倒的な技巧と豊かな表現力で、「20世紀最高のピアニスト」の一人と称されるウラディーミル・ホロヴィッツ(1903〜1989)。現在のウクライナに生まれたホロヴィッツは、ロシア革命後の混乱を経て欧米へ渡り、1928年のアメリカ・デビューを機に世界的な名声を獲得した。同じロシア出身の作曲家セルゲイ・ラフマニノフとも親交を深める一方、精神的な不調などからたびたび演奏活動を休止。1965年にはニューヨークのカーネギーホールで12年ぶりの復帰公演を行い、大きな話題を呼んだ。
15日放送の『クラシックTV』では、「ホロヴィッツ 〜人生を奏でる〜」と題し、そんな伝説的ピアニストの波乱に満ちた人生と音楽を特集する。俳優の木村多江がゲスト出演。
華麗な技巧だけでなく、繊細な弱音から力強い響きまで自在に操り、聴く人の心を揺さぶったホロヴィッツ。激動の人生を経た晩年、彼がたどり着いた「音」とはどのようなものだったのか。その魅力にあらためて触れることのできる放送となりそうだ。
◎放送:Eテレ2026年10月15日(木)午後9時〜

















