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<7月30日 愛知・宗次ホール> 2007年、藤原歌劇団での《ラ・ボエーム》ロドルフォでデビューして以来、《蝶々夫人》のピンカートン、《トスカ》のカヴァラドッシ、《リゴレット》のマントヴァ公爵など、プリモ・テノールとして数多くの舞台に立ち、日本オペラ界の中心を走り続けている笛田博昭。特に、マリエッラ・ディーヴァの相手役として出演した、藤原歌劇団・日生劇場共同制作公演《ノルマ》で演じたポッリオーネは大好評を博した。
第37回イタリア声楽コンコルソ・イタリア大使杯受賞。第9回マダム・バタフライ世界コンクール及び第50回日伊声楽コンコルソ第1位。2012年フェッラーラ国際コンクール第1位。第20回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞をはじめ、数々のコンクールで輝かしい実績をおさめた笛田の豊かでパワフルな歌声は多くのオペラ・ファンを魅了し、『ららら♪クラブ』人気投票「あなたの好きな日本人オペラ歌手・ベスト3【2023年】」にて第1位を獲得したことでも知られている。
「挑戦」と銘打った本公演で笛田が挑むプログラムは、ベッリーニ《ノルマ》より〈ヴィーナスの祭壇に私とともに〉やヴェルディ《運命の力》より〈天使のようなエレオノーラ〉、そしてジョルダーノ《アンドレア・シェニエ》より〈ある日青空を眺めて〉など、繊細な表現と力強い歌声が求められるイタリア・オペラの名曲にして難曲がずらりと並ぶ。
名古屋のオペラ・ファンの皆さまには、ぜひこの大いなるチャレンジの目撃者となってほしい。
<文・加藤新平>
公演名 | 笛田博昭 テノール・リサイタル “挑戦” |
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日時 | 7月30日(日) 15:00開演(14:30開場) |
会場 | 宗次ホール |
出演 | [テノール]笛田博昭 [ピアノ]今岡淑子 [司会]岡本茂朗 |
プログラム | ベッリーニ:歌劇《ノルマ》より〈ヴィーナスの祭壇に私とともに〉 ヴェルディ:歌劇《運命の力》より〈天使のようなレオノーラ〉 ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》より〈ある日青空を眺めて〉 マスネ:歌劇《ウェルテル》より〈春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか〉 ジョルダーノ:歌劇《フェドーラ》より〈愛さずにはいられぬこの思い〉 |
チケット | 全席指定:5,000円 |
お問い合わせ | 宗次ホールチケットセンター TEL:052-265-1718(10:00~16:00) |