＜5月6日　静岡・三島市民文化会館　ほか＞　音楽は「音を楽しむ」。そんな心を自然と呼び覚ましてくれるアンサンブルの日本ツアーが5月に予定されている。 　ウィーン・フィルハーモニーのチェロセクションメンバーによるアンサンブル「ウィーン チェロ・アンサンブル5+1」はチェリストのカウフマンをリーダーとして2008年に誕生した。 　今回の日本ツアーではウィーン・フィルの笛姫カリン・ボネッリ（フルート）をプラスワンに迎え、「ウィーン チェロ・アンサンブル5+1」として来日する。 　クラシックの高いクオリティは維持しながら、クラシックの枠にとらわれない型破りで楽しいアンサンブル。「聴衆には、完璧な演奏や有名なクラシックだけを聴くのではなく、コンサートを楽しんで上機嫌で家路についてほしい」との言葉通り、「ウィーン チェロ・アンサンブル5+1」のコンサートはクラシックの名曲をさまざまな超絶技巧で弾きこなすだけでなく、視覚的にも楽しく、聴く人をハッピーにさせてくれる。音楽を心から愛し、演奏する喜びにあふれていて、「ああやっぱり音楽っていいなあ！」と感じさせてくれるコンサートだ。 　また、5月4日（木・祝）、5日（金・祝）には、いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭でも演奏を聴くことができる。お近くにお住まいの方は足を運んでみてはいかがだろうか。 　Youtubeで「Winer Cello Ensemble 5+1」で検索すると彼らの超絶技巧による「ボレロ」が楽しめるのでぜひチェックされたい。 〈文・尾崎羽奈〉

公演名	ウィーン チェロ・アンサンブル5+1
日時・場所	●5月6日（土）　19:00開演（18:30開場） 三島市民文化会館　大ホール ●5月7日（日）　14:00開演（13:15開場） 武蔵野市民文化会館　大ホール ●5月9日（火）　19:00開演（18:00開場） アクロス福岡　福岡シンフォニーホール
出演	【ウィーン チェロ・アンサンブル5+1】 ［チェロ］ゲルハルト・カウフマン、フローリアン・エックナー、ミラン・カラノヴィッチ、セバスティアン・ブルー、ベルンハルト直樹ヘーデンボルク ［フルート］カリン・ボネッリ
プログラム	【第1部　珠玉の名曲の数々をチェロとフルートで】 J.S.バッハ：管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV 1067より 第7曲《バディネリ》 サン＝サーンス：チェロ協奏曲 第1番 イ短調 Op.33 ボルヌ：ビゼーの「カルメン」による華麗な幻想曲 チャイコフスキー：ロココの主題による変奏曲 イ長調 Op.33 ほか 【第2部　「国際気候変動会議の顛末」と題して、ユーモア溢れるコメディ仕立てで】 J.パッヘルベル：カノンとジーグ ニ長調～ハチャトゥリアン：バレエ音楽《ガイーヌ》より第3幕〈剣の舞〉 J.シュトラウスI世：ギャロップ《ため息》 Op.9 J.シュトラウスII世：喜歌劇《こうもり》より 第2幕 チャールダーシュ（故郷の歌） レハール：喜歌劇《微笑みの国》より〈君は我が心のすべて〉 クライスラー：愛の喜び ほか
チケット	いずれも全席指定 【三島公演】S席8,000円　A席7,000円 【武蔵野公演】S席5,000円　A席4,000円　25歳以下2,000円 【福岡公演】S席8,000円　A席6,500円　U25席3,200円
お問い合わせ	ノア・ミュージック TEL：03-3417-7000

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