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太田弦指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団

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太田弦指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団
 <12月4日 三重県文化会館>1972年に小澤征爾、山本直純の下で自主運営のオーケストラとして発足した新日本フィルハーモニー交響楽団は、2022年に創立50周年を迎えた。1997年より、日本のオーケストラとして初めて本格的なフランチャイズ制度を導入し、すみだトリフォニーホールを本拠地と定める一方で、地域に根差した音楽活動も積極的に行っている。国内各地で精力的に演奏活動を展開する新日本フィルが、12月4日(日)、三重県にやってくる。  セルゲイ・ラフマニノフの《ヴォカリーズ》とピアノ協奏曲第3番ニ短調、そしてピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの交響曲第5番を披露する本公演は、2015年に東京国際音楽コンクール〈指揮〉で第2位および聴衆賞を獲得し、2023年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者就任が予定されている、太田弦が指揮者を務める。ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番のソリスト亀井聖矢は、2019年に第88回日本音楽コンクールピアノ部門第1位・聴衆賞、第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ・聴衆賞を獲得して鮮烈なデビューを飾った、2001年生まれの若き俊英。2022年にはマリア・カナルス国際ピアノコンクール第3位に輝き、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでセミファイナリストとなるなど、快進撃を続けている。  ラフマニノフの《13の歌曲集》Op.34の最後を飾る、歌詞のない歌曲《ヴォカリーズ》は、その旋律の美しさで、作曲者自身の編曲を含め様々な演奏形態で親しまれている。ピアノ協奏曲第3番は、第2番と並んでラフマニノフの作品中屈指の人気を誇り、第1楽章冒頭に提示される主題が楽章全体を、そして全曲を貫いている。  チャイコフスキーの交響曲第5番は、第1楽章冒頭においてクラリネットで奏される主題が「運命の主題」として全曲を統一する。華麗なオーケストレーションと旋律の美しさ、そしてとりわけ、第1楽章冒頭の「運命の主題」が、勝利の主題として高らかに鳴り渡るフィナーレの高揚感で、チャイコフスキーの作品としてのみならず「交響曲」というジャンルの中でひときわ高い人気を誇っている。  創立50周年を迎える新日本フィルと、期待の若手が三重県で起こす美しい化学反応に、大いに期待したい。 <文・加藤新平>
公演名 太田弦指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団
日時 12月4日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場 三重県文化会館 大ホール
出演 [指揮]太田弦 [ピアノ]亀井聖矢 [管弦楽]新日本フィルハーモニー交響楽団
プログラム ラフマニノフ:ヴォカリーズ、ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30 チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64
チケット 全席指定:S席5,000円 A席4,000円 B席3,000円
お問い合わせ 三重県文化会館チケットカウンター TEL:059-233-1122

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