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<4月4日 愛知・愛知県芸術劇場>"名古屋の春を彩るクラシックの祭典"として、1978年から続く名古屋国際音楽祭。今年もバラエティ豊かな公演が出揃った。そのうちのひとつである本公演は、昨年創立30周年を迎えたバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による《マタイ受難曲》。創立以来、バッハ作品の演奏に一時代を築き、ライプツィヒ・バッハ音楽祭をはじめとする海外公演やツアーで着実に評価を高め、国内外で多くの聴衆を魅了してきた。今回はBCJの常任指揮者でもある鈴木優人と共に、バッハが残した不朽の名作を披露する。
《マタイ受難曲》はキリストがユダに裏切られ、逮捕、裁判、十字架上で遂げる死、という一連の出来事を物語風に仕上げた劇音楽。エヴァンゲリストと呼ばれるナレーターが筋書きを語る合間に、美しいアリアや合唱が挟まり非常に劇的な作りになっている。ストーリーは一見暗いようにも思えるが、もともと本作がキリスト教の復活祭の時に演奏されることからも分かるように、死の先にあるキリストの復活に目を向けると、希望に向かっていく壮大な物語であることに気づかされる。鈴木とBCJの息の合った演奏に包まれながら、素晴らしいソリストたちが奏でる調べにも注目したい。演奏は日本語字幕付きなので、ご安心を。厳しい冬を耐え忍んできた私たちに、希望の光となるような音楽を届けてくれるだろう。
日時 | 2021年4月4日(日) 開演 15:00 |
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会場 | 愛知県芸術劇場コンサートホール |
出演 | [指揮] 鈴木優人 [合唱・管弦楽 ]バッハ・コレギウム・ジャパン [ソプラノ] 森 麻季、松井亜希 [アルト] アレクサンダー・チャンス、青木洋也 [テノール] 櫻田 亮(福音史家)、谷口洋介 [バス] ドミニク・ヴェルナー(イエス)、加耒 徹 |
プログラム | J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244 (日本語字幕付) |
料金 | S¥10,000 A¥9,000 B¥7,500 C¥6,000 D¥5,000 U25¥3,000 (アイ・チケット(電話)のみ取扱い。25歳以下で、来場時に年齢確認あり) ※やむを得ない事情で出演者など変更になる場合があります |
お問い合わせ | CBCテレビ事業部 TEL 052-241-8118 (10:00~18:00 土・日・祝日休み) |