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仙台クラシックフェスティバル2023

●このコンサートは終了しました

仙台クラシックフェスティバル2023
<9月29日~10月1日 宮城・日立システムズホール仙台 ほか> 杜の都・仙台のクラシック音楽を語る上では、外せない秋の祭典。「仙台クラシックフェスティバル」、通称・せんくら。2006年に「クラシック音楽をもっと多くの人々で楽しみ、身近なものにしたい」という想いのもとスタートし、現在は仙台の秋の風物詩のひとつと楽しまれている。これまでに17回(ただし、2020年は「クラシックエール仙台」)開催され、のべ1,040組(6,842人)のアーティストが出演し、535,830人が訪れている。  せんくらの楽しみ方はいろいろあり、オーケストラのコンサートや新進気鋭のアーティスト、せんくらのためだけに集まった演奏家による室内楽など、さまざまなジャンルの名曲を楽しむことができる。また、1公演の時間が45分から60分と通常のクラシックコンサートより短い時間に凝縮されており、かつ仙台市内の2施設6会場で行われることもあり、はしごして楽しむことができるのだ。今回はそのなかでもオススメ5公演を紹介する。  9月29日(金) 初日に開催される公演からは上野通明×仙台フィル オール・ドヴォルザーク・プログラムをピックアップ。今年創立50周年を迎えさらなる高みを目指す仙台フィルが、ジュネーヴ国際音楽コンクール・チェロ部門において日本人として初めて優勝したチェリスト・上野通明とともに贈る、オール・ドヴォルザーク・プログラムだ。チェロ協奏曲の名曲“ドヴォコン”でソリストを務める上野は、2022年に文化庁長官表彰を受けるなど、その活躍にますます注目を集めており、いま必ず聴いておきたいチェリストのひとり。平日の開催ではあるが20:00と開演が遅く、仕事終わりでも楽しむことができる。  9月30日(土) 、2日目の公演からは2公演をご紹介しよう。まずはThe Rev Saxophone Quartet サクソフォン四重奏で聴くクラシックの名曲。新進気鋭のサクソフォン奏者として東京藝術大学在学中にデビューを果たした上野耕平と、彼を中心に当時の藝大の後輩たちと2013年に結成したThe Rev Saxophone Quartetは、今年で結成10周年。20代から30代へとどんどん進化を続けていく、彼らの成長を見届けられる公演だ。今回の公演では、クラシックの名曲たちをどのように聴かせてくれるだろうか(※7月31[日]販売終了)。  続いては、仙台フィル若手メンバー大集合! Ⅱ~今後、よろしくお願いします! ~。この公演は、地元仙台フィルに2021年以降に入団した3名のフレッシュな演奏家による公演だ。オーケストラ奏者になるためは、当たり前だが募集がないとスタートしない。その上、難関のオーディションを突破し、実際にオーケストラの中で演奏する試用期間を経るなど、正式入団となるまでは厳しい茨の道をくぐり抜ける必要がある。今回は6月1日に正式入団が発表されたファゴット首席奏者の西口真央、現役東京藝大生ながらトロンボーン首席奏者を務める紺野駿人、地元宮城県仙台市出身で仙台ジュニアオーケストラOBでもあるチェロ奏者の中村隆人の3名が演奏する。これからの仙台フィルを背負って立つ、若き演奏家をぜひとも応援いただきたい。  10月1日(日)、3日目の公演からも2公演。1公演目はHappy Half Century! 仙台フィル②動物たちのカーニバル。今年創立50周年を迎える仙台フィルのメンバーを中心としたせんくらSpecial合奏団が、サン=サーンスの名曲《動物の謝肉祭》に、谷川俊太郎が詩を書きおろし生み出された〈動物たちのカーニバル〉を披露する。詩の朗読は郡和子仙台市長が務めるという豪華版。2011年3月に発生した東日本大震災から10年以上が経過し、少しずつ建物の復興は進んできた。仙台フィルはみずから被災しながらも、避難所や街角などで「音楽の力による心の復興」をテーマに演奏活動を続けている。音楽が持つ力にことばの力が加わって、明日への活力となることを願う活動だ。  続いて2公演目は上野耕平・福田進一・加羽沢美濃 せんくらスペシャルコラボ ~美しきメロディ~。クラシックギター界の巨匠・福田進一、若手サクソフォン奏者として大車輪の活躍をみせる上野耕平、作曲家・ピアニストとしてデビュー25周年を迎えた加羽沢美濃が届ける、一夜限りのコンサート。コンサートのタイトルにもあるように美しきメロディ(美メロ)の数々を満喫できるぜいたくな公演だ。今回出演する3人の演奏はもちろんのことながら、お話のおもしろさも超一流。せんくら最終日の夜に、こちらの公演はいかがだろうか。  今回紹介できなかった公演の中にも、オススメしたい公演が盛りだくさん。公式ホームページにはオススメのはしご方法なども紹介されているので、ぜひともあわせてチェックいただきたい。この3日間は、地下鉄仙台駅や旭ヶ丘駅で開催される無料公演もあるため、3日間音楽漬けの生活を仙台で送ってみてはいかが? (文・鈴木智之)

日立システムズコンサート 上野通明×仙台フィル オール・ドヴォルザーク・プログラム

日時 9月29日(金) 20:00開演(19:30開場)
会場 日立システムズホール仙台 コンサートホール
出演 [チェロ]上野通明 [指揮]松本宗利音 [管弦楽]仙台フィルハーモニー管弦楽団
プログラム 【オール・ドヴォルザーク・プログラム】 序曲《謝肉祭》、スラブ舞曲 第7番、チェロ協奏曲
チケット 全席指定:一般2,500円 U-18 1,500円
詳細 こちらから
お問い合わせ 公益財団法人 仙台市市民文化事業団 TEL: 022-727-1872

The Rev Saxophone Quartet
サクソフォン四重奏で聴くクラシックの名曲

日時 9月30日(土) 16:45開演(16:15開場)
会場 太白区文化センター 楽楽楽ホール
出演 【The Rev Saxophone Quartet(アンサンブル)】 上野耕平、宮越悠貴、都築惇、田中奏一朗
プログラム J.S.バッハ:G線上のアリア ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番《アメリカ》
チケット 全席指定:一般1,300円 U-18 700円
詳細 こちらから
お問い合わせ 公益財団法人 仙台市市民文化事業団 TEL: 022-727-1872

仙台フィル若手メンバー大集合! Ⅱ ~今後、よろしくお願いします! ~

日時 9月30日(土) 17:45開演(17:15開場)
会場 日立システムズホール仙台 交流ホール
出演 [ファゴット]西口真央 [トロンボーン]紺野駿人 [チェロ]中村隆人 [ピアノ]加藤直子 [ナビゲーター]我妻雅崇
プログラム 【西口真央】ロッシーニ:ファゴット協奏曲より 第2・3楽章 【紺野駿人】クロル:カプリッチョ・ダ・カメラ 【中村隆人】ポッパー:ハンガリー狂詩曲
チケット 全席指定:一般1,300円 U-18 700円
詳細 こちらから
お問い合わせ 公益財団法人 仙台市市民文化事業団 TEL: 022-727-1872

HITACHIコンサート Happy Half Century! 仙台フィル② 動物たちのカーニバル

日時 10月1日(日) 15:00開演(14:30開場)
会場 日立システムズホール仙台 コンサートホール
出演 [アンサンブル]Happy Half Century 仙台フィル×せんくらSpecial合奏団 [朗読]郡和子 [ヴァイオリン]西本幸弘、山本高史 [ヴィオラ]百々暁子 [チェロ]三宅進 [コントラバス]助川龍 [ピアノ]ピアノデュオ・リブラ(文京華&三又瑛子) [フルート]宮嵜英美 [クラリネット]鈴木雄大 [パーカッション]竹内将也、前田秀明
プログラム サン=サーンス/谷川俊太郎 詩:動物たちのカーニバル(動物の謝肉祭)
チケット 全席指定:一般1,800円 U-18 1,000円
詳細 こちらから
お問い合わせ 公益財団法人 仙台市市民文化事業団 TEL: 022-727-1872

損保ジャパン「ひまわり」コンサート 上野耕平・福田進一・加羽沢美濃 せんくらスペシャルコラボ ~美しきメロディ~

日時 10月1日(日) 18:15開演(17:45開場)
会場 太白区文化センター 楽楽楽ホール
出演 [ギター]福田進一 [サクソフォン]上野耕平 [ピアノ]加羽沢美濃
プログラム 【福田進一】 加羽沢美濃:プリンスエドワード タレガ:アルハンブラの思い出 アーノルド:セレナーデ 【加羽沢美濃ソロ】 カッチーニ:アヴェ・マリア 【上野耕平】 マスネ:タイスの瞑想曲 加羽沢美濃:パッシングバイ ほか
チケット 全席指定:一般1,300円 U-18 700円
詳細 こちらから
お問い合わせ 公益財団法人 仙台市市民文化事業団 TEL: 022-727-1872

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