＜8月6日　トーサイクラシックホール岩手＞　トーサイクラシックホール岩手は岩手県民会館として1973年に竣工、同年4月1日に開館した歴史あるホールだ。そして開館間もない1974年から始まった「コンサート・サロン」は今年で50周年を迎える。近年は「楽しくなければ音楽じゃない、クオリティが高くなければ音楽じゃない、楽しくてハイ・クオリティなコンサート・サロン」というコンセプトのもと、年に3回開催されている。コンセプトの通り、招聘されるアーティストは日本を代表する演奏家ばかりだ。
　ここでは8月6日（火）に開催される第220回「千住真理子ヴァイオリン・リサイタル」をご紹介しよう。
　ヴァイオリンの千住真理子は12歳でNHK交響楽団との共演にてプロデビュー、その後国際コンクールでキャリアを積み、国内外で活躍を続けてきた。ヴァイオリン演奏の巧みさ、音楽家としての突出した才能はもとより、トークでも魅せる。そんな音楽にとどまらない幅広い活動はファンを魅了してやまない。そんな千住ワールドをぜひこの機会にご堪能あれ！

＜文・尾崎羽奈＞