公演概要
公演名 | ららら♪クラシックコンサート Vol.8 「4手6手ピアノ特集」 ~夢の競演でたどる音楽史~ |
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日時・会場 | ■2020年5月 9日(土) 14:00開演(13:20開場) ※延期振替公演:8月17日(月)18:30開演(17:50開場予定) サントリーホール大ホール ■2020年6月20日(土) 13:30開演(12:50開場) 横浜みなとみらいホール ※公演中止 |
主催 | ららら♪クラブ実行委員会 (パルコ 読売新聞社 ヴィーナスアクト ジャパンアーツ) |
企画制作 | NHKエンタープライズ |
協力(横浜公演) | 神奈川芸術協会 横浜みなとみらいホール テンポプリモ |
問い合わせ | ジャパン・アーツぴあ TEL:0570-00-1212 神奈川芸術協会(6/20公演) TEL:045-453-5080 |
出演
上原彩子(ピアノ)Ayako Uehara
第12回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門において、女性としてまた、日本人として史上初めての第一位を獲得。第18回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。これまでに国内外での演奏活動を行ない、ヤノフスキ、ノセダ、ルイジ、ラザレフ、ブラビンス、ペトレンコ、小澤征爾、小林研一郎、飯森範親、各氏等の指揮のもと、国内外のオーケストラのソリストとしての共演も多い。2004年12月にはデュトワ指揮NHK交響楽団と共演し、2004年度ベスト・ソリストに選ばれた。CDはEMIクラシックスから3枚がワールドワイドで発売された他、2014年にはキングレコードに移籍し、「上原彩子のくるみ割り人形」「ラフマニノフ 13の前奏曲」がリリースされている。東京藝術大学音楽学部早期教育リサーチセンター准教授。
オフィシャルサイト近藤嘉宏(ピアノ)Yoshihiro Kondo
桐朋学園大学を首席卒業。ミュンヘンにてゲルハルト・オピッツ氏のもとで更なる研鑚を積む。1987年日本音楽コンクール第2位。1992年ミュンヘン響との共演でデビュー。以後、サントリーホール、ザ・シンフォニーホール、カーネギーホール、ウィーン・ムジークフェラインなどの著名ホールで演奏を重ねる。国内外の主要オーケストラに度々客演し数多くのマエストロと共演、2018年には光州市立交響楽団(韓国)定期演奏会に招かれるなど、国際的な活動にも益々の広がりを見せている。現在までに30タイトル以上のCD及びDVDをリリース、最新CDは「リスト・パラフレーズ」(OTTAVA)。またプロデューサーにギタリストの鈴木大介を迎えたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲の録音では、深化した音楽性に高い賞賛が寄せられている。
オフィシャルサイト中野翔太(ピアノ)Shota Nakano
茨城県つくば市生まれ。江戸弘子に師事し、1999年からジュリアード音楽院プレ・カレッジに留学。その後、同音楽院に進み、2009年に同大学院を卒業。1996年第50回全日本学生音楽コンクール小学生の部で全国1位および野村賞受賞。これまでにアシュケナージ指揮/N響、デュトワ指揮/N響、小林研一郎指揮/読響、小澤征爾指揮/ウィーン・フィル等、多数共演。また、リサイタルのほかジャズの松永貴志と即興も交えた2台ピアノ、そのほか3台ピアノや室内楽等でも意欲的に活動。豊かな表現力と透明感のある響きで好評を得ている。CDは、オクタヴィア・レコードより3枚をリリース。いずれもレコード芸術誌の特選盤に選出された。クラシックを基盤に、作曲、編曲、ジャズ演奏など音楽活動の幅を広げている。第15回出光音楽賞受賞。
オフィシャルサイト松永貴志(ピアノ)Takashi Matsunaga
1986年、兵庫県生まれ。17歳でメジャー・デビュー。 ハービー・ハンコックとの共演をきっかけに世界のミュージシャンから喝采を集める。全米ヨーロッパ、アジア各国で「STORM ZONE」発表。NYブルーノート・レーベル80年の歴史上、ジャズの帝王マイルス・デイビスの記録を塗り替え最年少リーダー録音記録を樹立。第14回「出光音楽賞」受賞。数々のTV番組オープニング曲やCM、映画の音楽を手掛ける。2013年、パリのルーヴル美術館で開催されたヨーロッパ最大のアート式典であるSNBA授賞式典に招待され演奏。2015年、ポーランドManggha Muzeum設立20周年式典に招待されポーランド大統領の前で演奏。また、博物館のテーマ曲を作曲。2017年、世界10カ国ツアーを開催。抜群のリズム感と圧倒的なピアニズムは世界中から高い評価を得ている。
オフィシャルサイト金子三勇士(ピアノ)Miyuji Kaneko ※5/9公演出演
1989年、日本人の父とハンガリー人の母のもとに生まれる。6歳で単身ハンガリーに渡りバルトーク音楽小学校に入学。2001年、11歳でハンガリー国立リスト音楽院大学(特別才能育成コース)に飛び級で入学し、2006年に全課程取得とともに帰国。東京音楽大学付属高等学校に編入、同大学、大学院を修了。2008年バルトーク国際ピアノコンクール優勝の他、 数々のコンクールで優勝。第22回出光音楽賞他を受賞。これまでに、ゾルタン・コチシュ、準・メルク ル、ジョナサン・ノット、小林研一郎等と共演。ハンガリー、アメリカ、フランス、オーストリア他各国で演奏活動を行なう。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」に司会者としてレギュラー出演。キシュマロシュ名誉市民。スタインウェイ・アーティスト。
オフィシャルサイト福間洸太朗(ピアノ)Kotaro Fukuma ※6/20公演出演
パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学で学ぶ。20歳でクリーヴランド国際コンクール優勝(日本人初)およびショパン賞受賞。これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、ウィグモアホール、サントリーホールでリサイタル他、クリーヴランド管、イスラエル・フィル、NHK交響楽団など国内外の著名オーケストラとの共演も多数。2016年7月にはネルソン・フレイレの代役として急遽、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団定期演奏会において、トゥガン・ソヒエフの指揮でブラームスのピアノ協奏曲第2番を演奏し喝采を浴びた。CDは「France Romance」(ナクソス)など、これまでに15枚をリリース。現在ベルリン在住。
オフィシャルサイト司会:高橋克典(Katsunori Takahashi)
1993年「抱きしめたい」で歌手デビュー。その後、俳優として、「サラリーマン金太郎」、「特命係只野仁」などのヒット作を得る。最近では、2015年にNHK-BSプレミアム「子連れ信兵衛」に主演するなど、時代劇にも活躍の場を広げている。両親は共に音楽家で、小学生の頃はピアノとトランペットに親しんだ。現在も、ロック・ジャズ・クラシックと音楽全般に関心をもっている。2017年4月よりNHK「ららら♪クラシック」の司会担当。2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」出演予定。
オフィシャルサイト司会:金子奈緒(Nao Kaneko)
東京都出身。慶応義塾大学総合政策学部卒業。FM BIRD所属。J-WAVEなどでラジオDJとして活躍。クラシックをはじめ、多岐にわたる音楽に精通している。また気品溢れる声でNHKのテレビ番組ほか、様々な音声コンテンツのナレーションも務めている。著書に『美しく生きる人の話し方レッスン』(日本文芸社)がある。
チケット
プログラム
●モーツァルト「2台のピアノのためのソナタ」
●チャイコフスキー「くるみ割り人形」
●ムソルグスキー「展覧会の絵」
●ドビュッシー「月の光」
●ラヴェル「ボレロ」
●カプースチン「シンフォニエッタ Op.49」
●ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」 ほか
※曲目は変更になる場合がございます。
■番組紹介曲と番組ホームページバックナンバー
〇ムソルグスキー「展覧会の絵」
・響け!民衆の魂
「展覧会の絵」はかつては忘れられた曲だった
名曲に込められた熱い思いとは?
2013年11月30日(土)放送
〇ドビュッシー「月の光」
・おきて破りの常習犯
幻想的で美しいピアノ曲「月の光」
作曲したドビュッシーは、ただ月の光を描いただけではなかった?!
2014年4月12日(土)放送
・月の名曲集
人をロマンチックな気持ちへといざなう月。
多くの芸術家にインスピレーションを与えてきました。
今日は、月をモチーフに作られた、とっておきの名曲に迫ります。
2018年12月7日(金)の放送
〇ラヴェル「ボレロ」
・これは実験だ
管弦楽の魔術師といわれたラヴェルの傑作「ボレロ」
「この作品には音楽はない」 彼の言葉の真意に迫る!
2013年7月20日(土)放送
〇ガーシュウィン「ラプソディー・イン・ブルー」
・アメリカに愛されたメロディー
作曲家ガーシュウィンが音で描いた「アメリカ」
それはクラシック、ジャズ、ポップス・・・ジャンルをこえる一曲となった
2014年9月20日(土)放送