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仙台フィル50周年記念特別演奏会 スペシャルサンクスコンサート

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仙台フィル50周年記念特別演奏会 スペシャルサンクスコンサート
<9月2日 宮城・日立システムズホール仙台> 50年前の1973年。東北の都仙台に市民オーケストラが誕生した。そう、現在はプロオーケストラして活躍する「仙台フィルハーモニー管弦楽団」である。1978年のプロ化以降、地元に密着した活動を行いながらも、質の高い音楽性を武器にした演奏活動を続けている。2011年の東日本大震災後は、いち早く地元と東北の住民のために「音楽で何ができるのか」を考え、手探りながらも音楽による復興活動が開始され、現在も展開が続いている。 さて、今回ご紹介する公演は、創立50周年の記念特別演奏会の一環として開催されるプログラム。演奏されるのは、ヘンデル、グリーグ、そしてベートーヴェン。最初はヘンデル/ハーティ版の「水上の音楽」よりⅠ、Ⅵ。管楽器の編成がヘンデルの残した原典版とは異なり、クラリネットなどが加わり木管二管編成、ホルンが4本、そしてティンパニが登場するなど、オリジナルとは少し違った響きに注目してお楽しみいただきたい。続いてのグリーグは彼が遺した唯一のピアノ協奏曲作品。ノルウェーの風を感じさせてくれる美しい作品を、英国と日本を拠点に世界の主要オーケストラ・指揮者と共演する世界的ピアニスト・小川典子の独奏で披露する。第1楽章、冒頭のティンパニの連打のあとにすぐ演奏されるピアノの独奏が印象的であるが、第2楽章のノスタルジックなメロディーにも心打たれる作品である。後半は、ベートーヴェンの交響曲第3番《英雄》。これまでの交響曲とは異なり、ベートーヴェンの進化を感じることのできる大作である。 指揮者を務める円光寺雅彦は、1989年から1999年まで同オーケストラの常任指揮者を務めた熟練のマエストロだ。 「杜の都・仙台から世界へ」。これまで仙台の音楽文化を担ってきた仙台フィルが、創立50年を経て、次に目指す先は……。首都圏のオーケストラだけではなく、地域に根付くオーケストラの活動にも目が離せない。 <文・鈴木智之> 出演[指揮]円光寺雅彦 [ピアノ]小川典子 [管弦楽]仙台フィルハーモニー管弦楽団
公演名 仙台フィル50周年記念特別演奏会 スペシャルサンクスコンサート
日時 9月2日(土) 15:00開演(14:00開場)
会場 日立システムズホール仙台 コンサートホール
プログラム ヘンデル/ハーティ版:《水上の音楽》よりⅠ、Ⅵ グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55 《英雄》
チケット 全席指定:S席5,000円 A席4,000円 S席ユース2,500円 A席ユース2,000円
お問い合わせ 仙台フィルサービス TEL:022-225-3934(平日10:00~18:00)

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