
<9月13日 京都コンサートホール> 秋の恒例となった、関西に立地する音楽大学・芸術大学8校による合同演奏会。2011年にスタートし、今年第15回を迎える。毎回、学生たちの若いエネルギーに満ちた演奏で聴衆を魅了している。今回はドビュッシーとラヴェルという、20世紀のフランスを代表する作曲家にスポットライトを当てた。
ドビュッシーの作品は《牧神の午後への前奏曲》と《選ばれし乙女》。前者は彼の出世作とされ、色彩感あふれる音の広がりと、その中でソロを取るフルートの旋律が魅力的だ。後者はソプラノとメゾ・ソプラノの独唱および女声合唱を伴い、音楽付きの詩と銘打たれている。ソリストは参加校の学生からオーディションで選ばれた。ラヴェルは《ラ・ヴァルス》と《ダフニスとクロエ 第2組曲》。共にバレエのための作品だ。前者はフランス語でワルツを意味し、ウィンナ・ワルツをフランス的なセンスで解釈・展開している。後者はギリシャ神話に基づく恋人たちの物語。その終盤の音楽を作曲家自身が演奏会用に編曲した、ドラマチックな作品だ。
指揮は参加校のひとつ、京都市立芸術大学で教鞭を取る阪哲朗。ヨーロッパ各国の40におよぶ楽団と歌劇場に招かれ、国内でも山形交響楽団常任指揮者、びわ湖ホール芸術監督を務める名匠だ。複数の大学による混成オーケストラから、一体感のある音楽を引き出してくれるだろう。
<文・小出和明>
| 公演名 | 第15回 関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバル IN 京都コンサートホール |
|---|---|
| 日時 | 9月13日(日) 15:00開演(14:00開場) |
| 会場 | 京都コンサートホール 大ホール |
| 出演 |
[指揮]阪哲朗 [ソプラノ]中野未唯(京都市立芸術大学) [メゾソプラノ]近藤柚奈(京都市立芸術大学) [コーラスマスター]松尾卓郎(大阪音楽大学非常勤講師) [参加大学]大阪音楽大学、大阪教育大学、大阪芸術大学、京都市立芸術大学、神戸女学院大学、相愛大学、同志社女子大学、武庫川女子大学 |
| プログラム |
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、選ばれし乙女 ラヴェル:ラ・ヴァルス、バレエ音楽《ダフニスとクロエ》第2組曲 |
| チケット | 全席自由:1,500円 高校生以下500円 |
| お問い合わせ |
京都コンサートホール TEL:075-711-3231 |
















