
<9月19日 京都・青山音楽記念館 バロックザール> 1987年の開館以来、京都の音楽文化を支え続けてきた青山音楽記念館 バロックザール。若い演奏家や意欲的な企画への助成を行い、その年に鮮烈な印象を残したアーティストには青山音楽賞を授与するなど、数多くの才能を世に送り出してきた。ここを起点に世界へ羽ばたいた音楽家は枚挙にいとまがない。
今回紹介するのは、このホールと深い縁を持つふたりによるデュオ・リサイタル。ヴァイオリニストの石上真由子と、指揮者・鍵盤奏者として幅広く活躍する鈴木優人が共演する。石上真由子は2019年の青山賞受賞者。一方の鈴木優人は、2022年より4年間に渡り続く人気企画「バッソ・コンティヌオ」シリーズの監修を務め、ともに青山音楽記念館 バロックザールの歩みを彩ってきた存在である。
プログラムの中心に据えられるのはシューマンとブラームス。シューマンの《森の情景》をヤッシャ・ハイフェッツがヴァイオリンとピアノのために編曲した作品をはじめ、ロベルトとクララ、それぞれの《ロマンス》、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ、さらにシューマンがピアノ伴奏を付したバッハ《シャコンヌ》が演奏される。
ロマン派を代表するシューマンとブラームスは、ともにバロック音楽への深い敬意と理解を持っていた作曲家でもある。そうした視点から眺めることで、よく知られた名作たちもまた違った表情を見せてくれるだろう。石上真由子の温かくしなやかな音色はもちろん、バロック音楽の第一人者である鈴木優人がこれらの作品にどのような光を当てるのかにも、大いに期待したい。
<文・尾崎羽奈>
| 公演名 | 石上真由子&鈴木優人デュオリサイタル |
|---|---|
| 日時 | 9月19日(土) 15:00開演(14:15開場) |
| 会場 | 青山音楽記念館 バロックザール |
| 出演 |
[ヴァイオリン]石上真由子 [ピアノ]鈴木優人 |
| プログラム |
R.シューマン/ハイフェッツ:《森の情景》Op.82より第7曲〈予言の鳥〉 C.シューマン:3つのロマンス Op.22 ブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番 ト長調 Op.78 R.シューマン:3つのロマンス Op.94 J.S.バッハ/シューマン:シャコンヌ ニ短調 |
| チケット | 全席指定:5,000円 |
| お問い合わせ |
青山音楽記念館 バロックザール TEL:075-393-0011 |
















