
<7月3日 東京・文京シビックホール> 夜のひととき、クラシック音楽をたっぷりと楽しめる人気企画「夜クラシック」。41回目の開催となる本公演には、日本を代表するピアニストの仲道郁代が登場。文化庁在外研修員としてミュンヘン音楽大学に留学し、1986年には第42回ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位(最高位)に輝き、1987年にはメンデルスゾーン・コンクール第1位およびメンデルスゾーン賞を受賞した仲道は、ミュンヘン、そしてロンドンを拠点に国際的な活躍を続けている。
シューマン、ベートーヴェンと並び、仲道にとって重要なレパートリーになっているのがショパンの作品だ。本公演では《バラード》4曲をすべて取り上げる。オペラ風のレチタティーヴォに始まり劇的な第1番、「明から暗へ」という構成が特徴的な第2番、オーケストラ的な響きを持つ第3番、そして超絶技巧と静謐さを兼ね備えた第4番、どれをとっても名曲だ。
プログラムのメインは、ショパンのピアノ協奏曲第1番。今でこそ録音技術の発達により、いつでもどこでもピアノとオーケストラの演奏によりピアノ協奏曲を楽しめるが、ショパンの生きた時代には、まだ録音技術はこの世に存在しなかったし、巨大なコンサートホールもそう多くはなかった。ピアノ協奏曲は、弦楽四重奏の伴奏で「サロンで楽しむ」「自分たちで弾いて楽しむ」スタイルの演奏が一般的だったのである。本公演では、日本の弦楽器界を牽引する4人の奏者が集い、豊かな響きでピアノを支える。ピアノ協奏曲の室内楽版は、いまでこそ実演に接する機会が少ないが、先述のとおりショパンの生前にはむしろこちらが愛好家目線ではスタンダード。ぜひ、時代を超えた音楽の時間旅行を楽しんでほしい。
<文・加藤新平>
| 公演名 | 夜クラシックVol.41 仲道郁代&弦楽アンサンブル |
|---|---|
| 日時 | 7月3日(金) 19:00開演(18:15開場) |
| 会場 | 文京シビックホール 大ホール |
| 出演 |
[ピアノ]仲道郁代 【弦楽アンサンブル】 [ヴァイオリン]水谷晃、(調整中) [ヴィオラ]大島亮 [チェロ]植木昭雄 ※本公演に出演を予定していた島田真千子は、体調不良による療養が必要となったため、出演できなくなりました。代わりの出演者については、決まり次第、シビックホールホームページ等にてご案内します。 |
| プログラム |
ドビュッシー:月の光(夜クラシック テーマ曲) ショパン:バラード第1番、バラード第2番、バラード第3番、バラード第4番、ピアノ協奏曲第1番(ピアノ五重奏版) |
| チケット | 全席指定:S席3,500円 A席2,500円 |
| お問い合わせ |
シビックチケット TEL:03-5803-1111 |















