フランス語で「星」を意味し、世界の最高峰パリ・オペラ座のトップにも冠せられている「エトワール」。その名にふさわしく、きら星のごとく居並ぶ若手のなかでもひときわ輝くピアニストを紹介してきた人気シリーズが、劇場開館30周年を機に大きくリニューアルします。装いを新たにした「エトワール・シリーズ プラス」ではピアノに限らず、様々な楽器で活躍する劇場厳選の気鋭アーティストが「リサイタル」と「室内楽」という2つのスタイルで意欲的なプログラムに挑戦します。
一人目に迎えるのは、実力と華やかさを兼ね備え、近年ますますその活動に目が離せないチェリスト佐藤晴真。5月に開催したPart.1「無伴奏チェロ・リサイタル」では、ハ短調にちなんだコンセプチュアルなプログラムが大好評を博しました。対となる今回は名手たちとともに珠玉の「ピアノ四重奏」をお贈りいたします。
<文・埼玉県芸術文化振興財団>
5月のPart.1では無伴奏チェロの作品をご紹介しましたが、今回のPart.2では素晴らしい共演者を3人お招きし、ピアノ四重奏の名作たちをお送りします。
ピアノが入る演奏形態は他にも有名ですが、三重奏はそれぞれがソリスティックに、五重奏はピアノコンチェルトのような響きが聴こえてくることも。しかしピアノ四重奏では、一人一人が絶妙なバランスで対等に渡り合い、演奏する際には特に室内楽的で緻密な音楽作りが求められます。ある意味で無伴奏とは対極の、アンサンブルの面白さを最もよく味わえる形態だとも言えるでしょう。
ウィーンで活躍した純粋で気品を感じるモーツァルト、ドイツロマン派を代表するシューマン、そしてイングランドの仄暗さをも彷彿とさせるウォルトン。3人の作曲家が描いた色鮮やかな四重奏の世界を、どうぞお聴き逃しなく!
◎公演名=彩の国さいたま芸術劇場開館30周年記念
エトワール・シリーズ プラス 佐藤晴真(チェロ)Part.2 ピアノ四重奏
◎日時= 2024年11月23日(土祝)15:00開演
◎会場= 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
◎出演= 前田妃奈(ヴァイオリン) 中恵菜(ヴィオラ) 佐藤晴真(チェロ) 佐藤卓史(ピアノ)
◎曲目= モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 KV 493
シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47
ウォルトン:ピアノ四重奏曲 ニ短調
◎チケット(全席指定)=正面席 4,000円、バルコニー席3,000円 U-25*(バルコニー席)1,500円
*U-25・・・公演時、25歳以下の方対象/ご入場時、要身分証明書。
※バルコニー席はステージが見づらいお席です。予めご了承ください。
◎チケット取り扱い=
■SAFチケットセンター
・電話 0570-064-939(10:00~18:00/休館日を除く)
※一部IP電話からは、ご利用いただけません。
・インターネット「SAFオンラインチケット」 https://www.saf.or.jp/t/
■窓口
・彩の国さいたま芸術劇場(10:00~18:00/休館日を除く)
・埼玉会館(10:00~18:00/休館日を除く)
■プレイガイド
・イープラス https://eplus.jp
・チケットぴあ https://t.pia.jp
◎お問合せ= SAFチケットセンター 0570-064-939
◎託児サービス
0歳6か月以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
(本公演への未就学児の入場はご遠慮いただいております)
【託児お申し込み先】
株式会社明日香
お電話又は問合せフォームへご連絡ください。
[電話] 0120-165-115(予約受付:土・日・祝を除く10:00~17:00)
[問合せフォーム] https://ws.formzu.net/dist/S8221706/
※お子さま1人につき2,000円の負担金をいただきます(料金を改定いたしました)。
※公演1週間前の17:00までにお申し込みください。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
主催=公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
後援=一般財団法人日本チェロ協会、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)