<3月3日 千葉県・J:COM浦安音楽ホール ほか> デビュー以来、数多くのオペラで主演を務め、きらめくような澄んだ歌声、繊細な表現力により多くのファンを持つテノール、福井敬。『テノールの真髄。』と題された今回のリサイタルは文字どおり、その幅広いレパートリーから選りすぐりの作品を集めた魅力的なラインナップとなっている。
第1部「歌曲の戯れ」は後期ロマン主義を代表するヴォルフ、R.シュトラウスの軽やかでありながら先鋭的な作品から始まり、フランスで活躍したアーン、ドビュッシーの作品、レオンカヴァッロ《朝の歌》、ロッシーニ《踊り》と続く。イタリアらしい明るさに満ちた《朝の歌》は、3大テノール・パヴァロッティの愛唱曲としても知られる。また、プログラムの最後に配された木下牧子《しぬまえにおじいさんのいったこと》、中島みゆき《糸》も大いに注目される。
第2部「未知なるオペラ」で披露されるプッチーニの歌劇《妖精ヴィッリ》、ヴェルディの歌劇《二人のフォスカリ》のアリアは演奏機会こそ少ないものの、いずれも情感にあふれた佳曲であり、聴き逃せない。
日本を代表するテノールの魅力、真髄を余すことなく味わうことができる今回のリサイタルは、芳醇な美酒のごとく聴衆を酔わせるであろう。
第1部「歌曲の戯れ」は後期ロマン主義を代表するヴォルフ、R.シュトラウスの軽やかでありながら先鋭的な作品から始まり、フランスで活躍したアーン、ドビュッシーの作品、レオンカヴァッロ《朝の歌》、ロッシーニ《踊り》と続く。イタリアらしい明るさに満ちた《朝の歌》は、3大テノール・パヴァロッティの愛唱曲としても知られる。また、プログラムの最後に配された木下牧子《しぬまえにおじいさんのいったこと》、中島みゆき《糸》も大いに注目される。
第2部「未知なるオペラ」で披露されるプッチーニの歌劇《妖精ヴィッリ》、ヴェルディの歌劇《二人のフォスカリ》のアリアは演奏機会こそ少ないものの、いずれも情感にあふれた佳曲であり、聴き逃せない。
日本を代表するテノールの魅力、真髄を余すことなく味わうことができる今回のリサイタルは、芳醇な美酒のごとく聴衆を酔わせるであろう。
<文・内田雅子>
- テーブル
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- テーブル見出し
- 公演名
- テーブル本文
- 福井敬 スペシャルリサイタル 「テノールの真髄。」
- テーブル見出し
- 日時・会場
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- ●2月11日(日・祝) 14:00開演(13:30開場)
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 小ホール
●3月3日(日) 14:00開演(13:30開場)
J:COM浦安音楽ホール
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- 出演
- テーブル本文
- [テノール]福井敬
[ピアノ]谷池重紬子
- テーブル見出し
- プログラム
- テーブル本文
- 【歌曲の戯れ】
H.ヴォルフ:もう春だ!
R.シュトラウス:明日!
R.アーン:クロリスに
ドビュッシー:星の夜
レオンカヴァッロ:朝の歌
ロッシーニ:踊り
木下牧子:しぬまえにおじいさんのいったこと
中島みゆき:糸
【未知なるオペラ】
プッチーニ:歌劇《妖精ヴィッリ》より 〈幸せの日々よ、今一度〉
ヴェルディ:歌劇《二人のフォスカリ》より〈夜よ、~私を呪わないでくれ〉
ほか
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- チケット
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- 全席指定:4,500円
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- お問い合わせ
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- 福井敬.net
TEL:090-1245-5305(9:00〜19:00)