<6月19日 東京・浜離宮朝日ホール> ニューヨークと日本を軸に世界中にその音色を響かせているヴィルトゥオーゾ、江口玲が《クラシック黄金時代のニューヨーク》と冠したリサイタルを6月19日(月)浜離宮朝日ホールにて開催する。
本公演で使用するピアノはホロヴィッツ初来日のパートナーとなった1912年製スタインウェイ《CD75》、そしてラフマニノフがスタインウェイ社より贈られ、自宅で数多くの作曲や改訂に用いられていた「ラフマニノフのピアノ」としてよく知られる1932年製スタインウェイの2台。1928年に初めてニューヨークで出会って以来、長きにわたって友情を深め互いに尊敬し合っていたホロヴィッツとラフマニノフ、クラシック音楽が最も輝いていた時代に活躍したこのふたりのピアノが、江口の手によっていま鮮やかに蘇る。
プログラムはスミス/ラフマニノフ編《アメリカ国歌》、コルリッジ=テイラー《深い河》、ガーシュウィン《7つの前奏曲》、クライスラー/ラフマニノフ編《愛の悲しみ》《愛の喜び》、ガーシュウィン/江口編《ラプソディ・イン・ブルー》といった、アメリカの薫り纏う名曲の数々。個性異なる2台の音色の聴き比べと共に、新世界のサウンドに酔いしれたい。
〈文・坂井孝著〉
公演名 | 江口 玲 ピアノリサイタル |
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日時 | 6月19日(月) 19:00開演(18:30開場) |
会場 | 浜離宮朝日ホール |
出演 | [ピアノ]江口玲、姜愛里 |
プログラム | スミス/ラフマニノフ編:アメリカ国歌 コルリッジ・テイラー:深い河 Op.59-10、ア・バ・ボレキ・ヌウァナ Op.59-4 ガーシュウィン:7つの前奏曲 ガーシュウィン/グレインジャー:ポーギーとベス(2台のピアノのための幻想曲) クライスラー/ラフマニノフ編:愛の悲しみ、愛の喜び ラヴェル:スペイン狂詩曲(2台ピアノ) ガーシュウィン/江口編:ラプソディ・イン・ブルー |
チケット | 全席指定:5,000円 |
お問い合わせ | タカギクラヴィア株式会社 TEL:03-3770-9611 |