千住真理子 with 東京交響楽団

＜9月9日　東京・かつしかシンフォニーヒルズ＞　2歳3か月でヴァイオリンを手に取り、幼い頃より天才少女として活躍したヴァイオリスト・千住真理子。若干12歳でNHK交響楽団との共演でプロデビュー。日本音楽コンクールに15歳で最年少優勝し、その後も精力的に活躍しているのは周知の事実だ。順風満帆に思われる彼女のヴァイオリン人生ではあるが、一度20歳の頃ヴァイオリンを辞めていた時代がある。さまざまな経験の中であらためてヴァイオリンを手にとり、現在も第一線で活躍し、まもなくデビューから50周年を迎えようとしている。
　そんな千住が今回は東京交響楽団とともに、指揮者なしの弾き振りでモーツァルトやクライスラーなど名曲の数々を披露する。メインはヴィヴァルディの《四季》。この《四季》は何度もソリストとして演奏をし、2008年にはCD録音を行っている千住の十八番のひとつ。愛器ストラディヴァリウス「デュランティ」を手に東京交響楽団と奏でる美しき音色をお楽しみいただきたい

＜文・鈴木智之＞

公演名	千住真理子 with 東京交響楽団
日時	9月9日（土）　14:00開演（13:15開場）
会場	かつしかシンフォニーヒルズ　モーツァルトホール
出演	［指揮＆ヴァイオリン］千住真理子［管弦楽］東京交響楽団
プログラム	モーツァルト：ディヴェルティメント二長調K．136 J.S.バッハ作曲／千住明編曲：二つのメヌエットクライスラー：愛の喜び、愛の悲しみ、美しきロスマリンヴィターリ／千住明編曲：シャコンヌヴィヴァルディ：ヴァイオリン協奏曲《四季》
チケット	全席指定：S席6,500円　A席5,500円　B席3,000円
お問い合わせ	かつしかシンフォニーヒルズ TEL：03-5670-2233（休館日をのぞく10:00～19:00）